暮らし・生活
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公開日:2021年01月26日
印刷する飯能市の水道の水源は、荒川水系に連なる入間川をはじめとする複数の河川からの取水が約 85 %を占めています。これら複数の河川は、有間ダム上流などの森林を源流としており、本市はもとより、埼玉県民、東京都民の水がめの一部にもなっています。
森林は、浸透・保水能力の高い土壌を有する「水源をかんようする機能」や「土砂災害を防止する機能」などを持っていますが、人工的に植林を行った森林は適切な維持管理を行わなければ、その効果を十分に発揮することができません。
本市には、荒川水系に連なる複数の河川があり、水源かんよう機能を発揮させることは、市民の飲料水等としてはもちろん、これら河川の下流域の住民生活にも直結していると言えます。
水道の上流域に位置する水道事業体として、良質な水源の保全は、給水の安定性や持続性の確保に必要不可欠であることから、水道週間や各種イベント等を通じて啓発事業を実施し、水道利用者に対して水源の大切さや水道に対する理解を深めていきます。