健康・福祉・医療

生きることの支援

公開日:2020年07月07日

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 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響は、くらしから経済まで地域社会全体に及んでいます。その中で閉塞感を感じたり、悩みや生きづらさを抱えたり、苦しいと声を出すことができないという状況が懸念されます。

 悩みのある方に気づき、手を差し伸べていく。かけがえのない命を守るため、行政はもちろん、皆で力を合わせていくことが「生きることの支援」につながります。

いつもと様子が違うときは要注意

 さまざまな悩みを抱えることによって精神面だけでなく、体や日常行動にも影響を及ぼすことがあります。例えば、元気がなくなった、食事量が減った、よく眠れていない(普段より疲れた顔)、ため息が目立つ、口数が減ったなど。

 自殺を考える人は、悩みながらもサインを出しています。私たちはそのサインに気づくことが大切です。いつもと違う様子ならば特に注意が必要です。

 また、自殺者の大半がうつ病などの精神疾患にかかっていたこともわかっています。 

自殺予防のサイン(自殺予防の10か条)
・うつの症状がある
 (気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断ができない、不眠が続く)
・原因不明の身体の不調が長引く
・酒量が増す
・安全や健康が保てない
・仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
・職場や家庭でサポートが得られない
・本人にとって価値のあるもの(職、地位、家族、財産)を失う
・重症の身体の病気にかかる
・自殺を口にする
・自殺未遂におよぶ
出典:厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」

周囲の方にできること

 もしも、いつも顔を合わせる人が最近元気がないなど、いつもと様子が違っていたら、まずは勇気をだして、「どうしたの?」「よく眠れてる?」などと声をかけてみましょうそして、相手の気持ちを尊重しながら、相手の話に耳を傾けましょう。

 また、うつ病などの心の病気が疑われる場合は、早めに医療機関などの専門家に相談するようにしましょう。確実に相談窓口につながるように、情報提供を丁寧にしたり、本人を理解してくれている家族、友人などの周囲と協力して、専門家への相談に一緒について行くなどによって促しましょう。

ぜひ、ご相談ください

 苦しい状態が続いて、自殺以外の解決策が見えなくなることを心理的視野狭窄といいます。

 「もう生きられない」「死ぬしかない」など、切羽詰まっている時は、信頼できる人に相談してみることで客観的になれるかもしれません。まずは誰かに話してみてください。あなたのつらい気持ちに寄り添って相談できる窓口があります。

   ■SNS相談(LINE・チャット等による相談)       

 ■ひとりで悩んでいませんか~相談機関のご案内~ (リーフレット)

ひとりで悩んでいませんか~相談機関のご案内~(リーフレット)(ファイル名:2059716ba6be1.pdf サイズ:353.59KB)  

自殺対策の取組

 自殺は、心身の病気などの健康問題、過重な労働環境や仕事上の問題、多重債務など経済的な問題など、さまざまな原因やきっかけが複雑に絡み合って起こります。また、自殺はその多くが追い込まれた末の死ともいわれ、個人の問題としてではなく、社会の問題として考える必要があります。

 本市では、平成31年3月に飯能市自殺対策計画~いのち・つなげる~を策定しました。

<令和2年度 実績>

・6月30日 飯能市自殺予防庁内担当者連絡会議

※こころの健康づくりのつどい(新型コロナウイルスの感染が拡大のため中止)

・8月21日 市職員向けメンタルヘルス研修(ゲートキーパー養成講座)

〈令和元年度 実績〉

・出前講座(名栗) 「こころの健康づくり講座」
・8月28日 市職員向けメンタルヘルス研修(ゲートキーパー養成講座)
・8月31日 こころの健康づくりのつどい「夏休み明け 子どものこころのSOS」
・8月17日~9月16日 自殺予防週間特別展示「いのち・つなげる」~私を支えたこの一冊 飯能市立図書館
・11月8日、22日 アルコール健康講座HAPPYプログラム

・1月30日 飯能市自殺対策協議会
・臨床心理士によるこころの健康相談(4回/年)
・うつ病体験者と家族の集い(6回/年)
・酒害相談会(12回/年)
・地区担当保健師による面接、家庭訪問 等

この記事に関するお問い合わせ 健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター)
電話番号:042-974-3488 ファクス番号:042-974-6558

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