健康・福祉・医療
健康・福祉・医療
公開日:2021年10月28日
印刷するお母さんが赤ちゃんに母乳や胎盤などを通して与えた感染症に対する免疫(抵抗力)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎますと、赤ちゃん自身で免疫をつくって感染症を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発育と共に外出の機会や、他の人と接触する機会が多くなり、様々な感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解の下でお子さんの健康にお役立てください。
①お子様の体調の良い日に受けましょう。
②各種予防接種のお知らせ、「予防接種と子どもの健康」(出生時にお渡しした黄色の封筒の中に入っています。)をよくご覧ください。
③病院に行かれる際には、予診票と母子健康手帳を忘れずにお持ちください。
※予診票の再発行には、母子健康手帳の確認が必要です。母子健康手帳をご持参のうえ健康づくり支援課(保健センター内)へお越しください。
飯能市指定医療機関・住所地外定期予防接種相互乗り入れ接種協力医療機関(埼玉県内)で受けられます。
※入院等により埼玉医科大学病院、埼玉県立小児医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、埼玉医科大学国際医療センターで接種をご希望の場合は事前にお手続きが必要となります。接種前に健康づくり支援課(保健センター内)にお問い合わせください。
◆飯能市指定医療機関
飯能市 子どもの予防接種 指定医療機関一覧(ファイル名:258397974f9ed.pdf サイズ:116.63KB)
◆住所地外定期予防接種(インフルエンザを除く)相互乗り入れ接種協力医療機関一覧
※埼玉県内に限ります。
http://www.saitama.med.or.jp/yobo_ippan/index.html
個別予防接種 | |||||
予防接種名 | 対象年齢 | 接種方法(回数・間隔) | 予診票 | ||
経口生 | ロタ | 1価 (ロタリックス) | 生後6週0日後~生後24週0日後まで | ・接種回数:2回 ・接種間隔:27日以上の間隔をおいて2回経口接種 ※初回1回目は生後14週6日までに接種 | 出生届出時に市役所市民課で予診票の入った封筒をお渡しします。(予防接種の詳細については、同封のお知らせをご覧ください。) |
5価 (ロタテック) | 生後6週0日後~生後32週0日後まで | ・接種回数:3回 ・接種間隔:27日以上の間隔をおいて3回経口接種 ※初回1回目は生後14週6日までに接種 | |||
注射生 | BCG | 生後3か月~1歳の誕生日前日まで | ・接種回数:1回 | ||
不活化 | B型肝炎 | 1歳の誕生日前日まで | ・接種回数:3回 ・接種間隔:27日以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目から 139日以上の間隔をおいて3回目を接種 | ||
不活化 | ヒブ(Hib) | ※接種開始の月齢によって回数が異なります。 | 生後2か月~5歳の誕生日前日まで | 【接種開始時期】生後2~7か月未満 ・接種回数:4回(初回3回・追加1回) ・接種間隔:<初回3回> 27日以上の間隔をおいて12か月に至るまでに接種 <追加1回> 初回(3回目)終了後7か月以上をおいて接種 【接種開始時期】生後7か月~12か月未満 ・接種回数:3回(初回2回・追加1回) ・接種間隔:<初回2回> 27日以上の間隔をおいて12か月に至るまでに接種 <追加1回> 初回(2回目)終了後7か月以上をおいて接種 【接種開始時期】1歳~5歳の誕生日前日 ・接種回数:1回 | |
不活化 | 小児用肺炎球菌 | ※接種開始の月齢によって回数が異なります。 | 生後2か月~5歳の誕生日前日まで | 【接種開始時期】生後2~7か月未満 ・接種回数:4回(初回3回・追加1回) ・接種間隔:<初回3回> 27日以上の間隔をおいて12か月に至るまでに接種 <追加1回> 生後12か月以降に初回(3回目)終了後60日以上お いて接種 【接種開始時期】生後7か月~12か月未満 ・接種回数:3回(初回2回・追加1回) ・接種間隔:<初回2回> 27日以上の間隔をおいて24か月に至るまでに接種 <追加1回> 生後12か月以降に初回(2回目)終了後60日以上お いて接種 【接種開始時期】1歳~2歳の誕生日前日 ・接種回数:2回(初回1回・追加1回) ・接種間隔:初回(1回目)終了後60日以上おいて接種 【接種開始時期】2歳~5歳の誕生日前日 ・接種回数:1回 | |
不活化 | 四種混合 (ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ) | 生後3か月~7歳6か月の前日まで | ・接種回数:4回(初回3回・追加1回) ・接種間隔:<初回3回>20日以上の間隔をおいて接種 <追加1回>初回(3回目)終了後6か月以上の間隔 をおいて接種 | ||
注射生 | 水痘 | 1~3歳の誕生日前日まで | ・接種回数:2回 ・接種間隔:3か月以上の間隔をおいて接種 ※水痘にかかったことがある方は対象外です。 | 1歳の誕生日頃送付 | |
注射生 | MR(麻しん・風しん混合) | 1期 | 1~2歳の誕生日前日まで | ・接種回数:1回 | |
2期 | 小学校就学前年の4月1日~3月31日まで | ・接種回数:1回 | 小学校就学前年の4月頃送付 | ||
不活化 | 日本脳炎 | 1期 | 生後6か月~7歳6か月の前日まで | ・接種回数:3回(初回2回・追加1回) ・接種間隔:<初回2回>6日以上の間隔をおいて接種 <追加1回>初回(2回目)終了後6か月以上の間隔 をおいて接種 ※平成7年4月2日~平成21年10月1日生れの方は接種期間が異なります。下記内容をご確認ください。 | 3歳の誕生日頃送付 |
2期 | 9~13歳の誕生日前日まで | ・接種回数:1回 ※平成7年4月2日~平成21年10月1日生れの方は接種期間が異なります。下記内容をご確認ください。 | 小学4年生の4月頃送付 | ||
不活化 | 二種混合(ジフテリア・破傷風) | 11~13歳の誕生日前日まで | ・接種回数:1回 | 小学6年生の4月頃送付 | |
不活化 | 子宮頸がん予防ワクチン(HPV) | 2価 (サーバリックス) | 小学6年生~16歳となる日の属する年度の末日までの女子 (高校1年生に相当する年齢の女子) | ・接種回数:3回 1回目から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種 1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をおいて3回目を接種 ※必ず同じ種類のワクチンで接種を行ってください。 | ※接種をご希望の方は、母子健康手帳をご持参のうえ健康づくり支援課(保健センター内)までお越しください。 |
4価 (ガータシル) | ・接種回数:3回 1回目から1か月以上の間隔をあけて2回目を接種 2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目を接種 ※必ず同じ種類のワクチンで接種を行ってください。 |
・平成7年4月2日~平成19年4月1日生れの方
接種期間 :20歳の誕生日前日まで
予診票配布:第1期(3回)の予診票は既に個別送付しています。
第2期(1回)については、18歳になる年度の4月に順次送付しています。
・平成19年4月2日~平成21年10月1日生れの方
接種期間 :第1期(3回)が完了していない場合、9歳から13歳の誕生日前日までの期間に限り不足分の接種が可能
です。
第2期 9歳から13歳の誕生日前日まで
予診票配布:第1期(3回)の予診票は既に個別送付しています。
第2期 小学4年生の4月頃に順次送付しています。
ワクチン接種後、他のワクチンを接種する場合の接種間隔は下記リンクからご確認ください。
異なるワクチンの接種間隔の変更について(飯能市ホームページ)
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/4820/
予防接種を検討しているご対象者様、保護者様につきましては、厚生労働省が作成いたしました、リーフレット「小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ」をお読みいただき、ワクチンの「意義と効果」と「接種後に起こりえる症状」について確認し、十分にご検討のうえで接種をお願いいたします。
予防接種をご希望の場合は、健康づくり支援課(保健センター内)に接種される方の母子健康手帳をご持参のうえお越しください。
今後、勧奨再開等の情報につきましては、「広報はんのう」、「飯能市ホームページ」などでお知らせいたします。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省ホームページ)
予防接種法等により定められた予防接種の種類、接種方法に基づく予防接種は「法定接種」と呼ばれています。「法定接種」は市が接種費用を負担するとともに、万一、予防接種が原因と認められる健康被害が生じてしまった場合に、国の救済を受けることができます。
「法定接種」以外の「おたふくかぜ・小児のインフルエンザ」等は法律に基づかない「任意接種」となります。接種できる医療機関や、費用(接種者の自己負担)については医療機関に直接お問い合わせください。
平成25年1月30日以降に定期予防接種対象であった方で、その定期予防接種対象者であった間に、長期にわたり療養を必要とする疾病等、特別の事情により予防接種を受けられなかった方は、特別の事情がなくなった日から起算して2年を経過する日までの間(ただし、四種混合は15歳に達するまでの間、BCGは4歳に達するまでの間、ヒブ感染症及び小児の肺炎球菌感染症は10歳に達するまでの間)に接種ができるようになりました。
対象となる疾病等は保健センター予防担当にお問い合わせください。