ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について

更新日:2026年04月01日

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病気の説明

子宮頸がんとは子宮の入り口である頸部にできるがんで、日本では年間約1万人以上の女性が発症し約3,000人が亡くなっています。子宮頸がんの発症率は、20代から上昇し40代でピークを迎え、その後徐々に下がっていきます。
子宮頸がんの発症には、ヒトパピローマウイルス(以下 HPV)と呼ばれるウイルスが関わっており、そのうちタイプ16型と18型が多く見つかっています。
子宮頸部の細胞に異常がない女性のうち、10%~20%程度の方がHPVに感染していると報告されています。また、海外では性行為の経験がある女性50%~80%が生涯で一度は、HPVに感染すると報告されています。HPVに感染すること自体は決して特別なことではなく、性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。しかし、HPVに感染したからといって必ずがんを発症するというわけではありません。90%の確率で、2年以内にウイルスは自然に排除されると言われています。しかし、ウイルスが排除されず、数年から数十年にわたって持続的に感染した場合には、がんになる可能性があります。

定期予防接種対象者

対象年齢

小学6年生~16歳となる日の属する年度の末日までにある女子
(高校1年生に相当する年齢の女子)

令和9年3月31日(令和8年度末)でHPVワクチンの接種期限を迎える方へ

平成22年4月2日~平成23年4月1日生まれの女性は、公費負担での接種期限が令和9年3月31日(令和8年度末)までです。

HPVワクチンは2回または3回接種です。なお、15歳になってから1回目を接種する場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上の間隔が必要です。接種を希望される方は、期限までに接種が完了するよう計画的に接種することをご検討ください。

予診票送付時期

小学6年生となった年の4月に予診票を個別送付しています。
(注意)予診票の再発行を希望される方、転入等で飯能市の予診票がない方は、保健センターで直接お渡しします。
接種される方の母子健康手帳をご持参ください。

接種期限

高校1年生に相当する年度の3月31日まで(各定期予防接種実施医療機関の3月最終診療日まで)

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて一覧
ワクチンの種類 接種回数 接種間隔

9価

シルガード9

2回

15歳になるまでに1回目の接種を行った場合

【2回目】1回目から5か月以上の間隔をおいて接種

2回目の接種が5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

9価

シルガード9

3回

15歳になってから1回目を接種する場合

【2回目】1回目から1か月以上の間隔をおいて接種
【3回目】2回目から3か月以上の間隔をおいて接種

2価及び4価ワクチンは、令和8年度から定期予防接種の対象ではなくなりました。

その他詳しい内容は下記厚生労働省のホームページをご確認ください。

9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について(厚生労働省)

 

 予防接種を検討しているご対象者様、保護者様につきましては、厚生労働省が作成いたしました、リーフレット「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」をお読みいただき、ワクチンの「意義と効果」と「接種後に起こりえる症状」について十分ご理解いただいたうえで接種をお願いいたします。
 詳しくは厚生労働省ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」をご覧ください。

接種後に注意いただくこと

針を刺した直後から、強い痛みやしびれが生じた場合は、担当の医師にすぐに伝えて、針を抜いてもらうなどの対応をしてもらってください。また、その後の対応についても相談してください。
予防接種直後に、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神が現れることがあります。失神し、倒れて怪我をする例も報告されているため、接種後の移動の際には、保護者の方が腕を持つなどして付き添うようにし、接種後30分ほどは体重を預けられるような場所で、なるべく立ち上がることを避けて、待機して様子を見るようにしてください。
その他、予防接種一般に言えますが、予防接種当日は激しい運動は避け、接種部位を清潔に保ち、また、接種後の体調管理をしっかり行ってください。接種部位の異常や体調の変化、さらに高熱、けいれん、長期間持続する激しい痛みなどの異常な症状を呈した場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
また、接種後に気になる症状が現れたときは、以降の接種を中止、延期することが可能です。
気になる症状があれば、担当の医師に相談してください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関する相談先一覧

接種後、健康に異常があるとき

まずは、接種を受けた医師・かかりつけ医師にご相談ください。
都道府県において、「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」を選定しています。
協力医療機関の受診については、接種を受けた医師、またはかかりつけ医師にご相談ください。

県内の協力医療機関
  • 自治医科大学さいたま医療センター(産婦人科)

         外来予約受付電話番号 048-788-2788

  • 埼玉医科大学病院(産婦人科)

         電話番号 049-276-1121

(注意)接種医からの紹介制です。患者様からの予約は受け付けておりません。

感染症・予防接種相談窓口

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談は、下記厚生労働省のホームページをご確認いただき、直接お問い合せください。

感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)

予防接種健康被害救済制度

予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときに、給付が行われます。申請に必要な手続き等は、予防接種を受けられた時に住民票を登録していた市町村での対応となりますので、一度お問い合わせをお願いします。(厚生労働大臣の認定にあたっては、第三者により構成される疾病・障害認定審査会により、因果関係に係る審査が行われます。)

詳しくは下記厚生労働省のホームページをご確認ください。

予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省)

ワクチンの副反応について

ワクチンの副反応について一覧
副反応の割合

ワクチンの種類

シルガード9(9価)

50%以上 疼痛
10~50%未満 腫脹・紅斑・頭痛
1~10%未満 浮動性めまい・悪心・下痢・そう痒感・発熱・疲労・内出血など
1%未満 嘔吐・腹痛・筋肉痛・関節痛・出血・血腫・倦怠感・硬結など
頻度不明 感覚鈍麻・失神・四肢痛など

(注意)ワクチン接種後に見られる副反応が疑われる症状については、接種との因果関係を問わず収集しており、定期的に専門家が分析・評価しています。その中には、稀に重い症状の報告もあり、報告頻度は約96万回に1回でアナフィラキシー、約430万回に1回でギラン・バレー症候群または、急性散在性脳脊髄炎、約860万回に1回で、複合性局所疼痛症候群の報告がありました。
ワクチンを合計2回または3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることができます。接種後に気になる症状が出たときは、予防接種を受けた医師にご相談ください。

子宮がん検診について

子宮頸がんを予防するには、予防接種が有効と言われています。さらに、子宮がん検診を受けることも大切です。子宮頸がんは30歳~40歳代の女性で近年増加傾向にあります。予防接種だけでは、全ての高リスク型HPV感染は予防できませんので、早期発見、早期治療のため20歳以上の方は2年に1度定期的にがん検診を受けましょう。飯能市でも、がん検診を実施しています。お申込み方法や検診の受け方については、「医療機関(健)検診」をご確認ください。

医療機関(健)検診(飯能市ホームページ)

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部保健センター
電話番号:042-974-3488
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