「飯能の底抜け屋台行事」を飯能市指定無形民俗文化財に指定しました
新指定 飯能市指定無形民俗文化財「飯能の底抜け屋台行事」
「底抜け屋台行事」とは、床の無い「底抜け屋台」を引き回しながら、お囃子を演奏する行事です。
その始まりは江戸時代末期に遡ると伝えられており、本市へは明治時代の初めに現在の入間市周辺から市内の双柳・原町・三丁目に伝わったとされています。
最盛期には各地で「底抜け屋台行事」が行われていましたが、時代とともに減少し、現在では大変珍しいものとなっています。
飯能市では、現在も10以上の団体が「底抜け屋台行事」を実施しており、このように一つの自治体内に多くの「底抜け屋台行事」が残されていることは大変貴重なことと言えます。
この貴重な行事を長く保存し、後世へと伝えていくため、このたび飯能市の無形民俗文化財に指定をしました。
指定の対象は、一丁目・二丁目・三丁目・河原町・宮本町・原町・前田・柳原・中山・双柳・本郷・浅間・平松の各団体の底抜け屋台行事です。
(指定日:令和6年6月28日)
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更新日:2024年07月01日