【平成30年1月号】杉皮葺きの商家が立ち並ぶ飯能の町並み

更新日:2023年01月31日

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杉皮葺きの商家が立ち並ぶ飯能の町並み

明治時代の大通りの街並みの写真

  現在、当館では常設展示改装工事を行っております。新たにできる歴史展示室には、 明治末期から大正中期にかけての大通りの復元模型(縮尺150分の1)を展示します。
 その復元の基となるのが、下の写真です。明治44(1901)年12月27日に広小路から西に向けて撮影されたもので、よく知られています。それ以外にも、明治40年代から大正期にかけての大通りの写真を数多く参考にしました。その結果、明治末期から大正中期にかけての飯能町の大通りは、杉皮葺きの屋根の商家が多かったことがわかってきました。今の大通りには絹甚、銀河堂などの店蔵が目立ちますが、よく見ると杉皮葺きの木造商家であったと思われる建物もまだ残っています。
 郷土館は来年4月1日に「飯能市立博物館」としてリニューアルオープンします。杉皮葺きの商家が立ち並ぶ大通りの町並をぜひご覧ください!(尾崎)

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