学びの改革を目指す飯能市のGIGAスクール構想

更新日:2023年01月31日

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飯能市では国のGIGAスクール構想を県内最速でスタートします。令和2年9月1日より、市内全ての公立小・中学校で全児童生徒への1人1台のLTE対応のタブレット端末を導入し、本市が目指す「学びの改革」への挑戦を始めます。

飯能市が目指す教育 ― 学びの共同体が創る「21世紀型の学校」―

「21世紀型の学校」で推進する「学びの改革」

教師による教え込みや暗記中心の学習から脱却し、創造的、探究的で協同的な学びによって、知識の活用能力と情報処理能力、問題解決能力やコミュニケーション能力を養う教育創造的、探究的で協同的な学びによって、知識の活用能力と情報処理能力、問題解決能力やコミュニケーション能力を養う教育へ変換する改革です。

「学びの改革」で目指す授業像

問題解決的な学習

自らの生活や生きた社会から問題を見つけ、解決していく学習

協同的な学習

子ども同士の協同的な学習による、誰1人漏れのない質の高い学び(高いレベルの学習)の実現

豊かな自然環境や特色ある地域の資源、人材を生かす体験的な学習

教室に留まらない、飯能市の豊かな自然環境の中での体験的な学習、地域の産業や歴史、教育的な人材から学ぶ学習

コミュニケーションツールとしての最先端ICTの活用

問題解決的、協同的、体験的な学習をサポートするコミュニケーションツールとしてのタブレット端末等、ICT機器を活用した学習

飯能市が連携・協働する教育資源

緑に囲まれた大きな湖面に青空に白い雲が映し出されているフィンランドの風景写真

地域の大学・産業・地域住民等の教育資源

駿河台大学、県立高校、林業家、メッツァ等の企業と連携

豊かな自然、森林資源

「持続可能な発展都市」飯能の未来を担う児童生徒を育成するため、飯能市の豊かな自然、森林資源を生かした体験活動を実施

フィンランドとの交流

協同的な学び、ICTを活用した学びを世界に先駆けて導入し、PISA調査の「読解力」で輝かしい成果をあげているフィンランドとの交流により、教育の質を高めています。

飯能市の「学びの改革」にとって重要なICT環境整備

「問題解決的な学習」に不可欠な「探究」と「協同」を強力に推進できる

個々の考えやグループの「思考」「探究」を学級全体で共有できる。

「多面的な読解力(マルチリテラシー)」を効果的に育成できる。

場所を選ばず情報を入手、活用できる。(PISAで重視)

海外を含め、多様な人々と交流することができる。

山間部が多い飯能市は、潜在的に遠隔教育の重要性がある。

飯能市のタブレット端末導入方針(GIGAスクール構想)

タブレット端末導入の基本方針

「1人1台」のLTE型タブレット端末を学びのツールとして活用することによって、知識の活用能力と情報処理能力、問題解決能力やコミュニケーション能力を身に付けることで、本市が推進する「学びの改革」を実現する。

具体的な導入計画

小学校の外観の写真

高速大容量回線の接続が可能な校内LANをすべての小中学校に整備

(注意)今回導入するGIGAスクール構想が示すWi-Fi(ワイファイ)環境は、現在飯能市で運用しているカテゴリー5Eを超える、カテゴリー6Aを標準装備

LTE型タブレット端末「1人1台環境」の整備

令和2年度の小中学生用5,142台(奥武蔵創造学園除く)と教職員用390台、及び予備18台、計5,550台を整備

LTE型タブレット端末を導入する理由

タブレットを二人の女子小学生が笑顔で操作している写真

小学1年生から「1人1台」での導入小学1年生から「1人1台」での導入

  • 「学びの改革」が目指す教育を、小学校入学時から全ての教室で、1人の漏れもなく実現する
  • ICT環境への順応は低年齢ほど早く、効果の早期顕現が期待できる
  • 奥武蔵小の導入で効果的に活用している

LTE対応を選択

LTE対応タブレットは、社会科見学や家庭等で活用でき、授業における活用はもちろん、社会科見学など校外での使用や、家庭での活用を通して学習の幅を広げることが可能

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育部 学校教育課
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