自主防災組織について

更新日:2023年01月31日

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1:自主防災組織とは

 飯能市における自主防災組織とは、「地域の防災活動を行うため自治会または複数の自治会を単位として自主的に組織した団体で、自主防災組織設立届出書(飯能市自主防災組織育成事業補助金交付要綱による)により市長に届け出があったもの」をいいます。

2:自主防災組織の必要性

「阪神・淡路大震災」では、道路・鉄道・電気・ガス等都市基盤の崩壊や市職員自身の被災から、発災直後は防災関係機関の活動が十分に機能しなかったことは記憶に新しいと思います。

こうした状況下では場合、地域のみなさんが自らの身の安全を図り、避難するなどの行動のみならず自主的に出火防止、初期消火、被災者の救済・救護、避難所運営などの防災活動を行わざるを得なくなります。

地域住民が連帯して自分たちの安全の確保や被害の最小化に取り組んでいくことが必要であるとの認識に立って、地域住民による災害に備えた組織的な取り組みの向上を図っていく必要があります。

3:自主防災組織の役割

大規模な災害が発生した際、地域住民が的確に行動し被害を最小限に止めるため、日頃から地域内の安全点検や住民への防災意識の普及・啓発、防災訓練の実施など災害に対する備えを行います。

また、実際に災害が発生した際には、初期消火活動、被災者の救出・救助、情報の収集や避難所の運営を行うなど非常に重要な役割を担っています。

4:自主防災組織への支援

飯能市では、自主防災組織を育成し市民の防災意識の高揚と防災活動の技術の向上を図るため、防災訓練の実施及び防災士資格取得の費用に対し、補助金を交付しています。

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