下水道のマンホールについて調べてみよう!

マンホールは、下水道管内の点検、修理、清掃などのために、基準にそった間隔ごとに設けられています。
また、マンホールの中には人が入って点検などの作業ができるスペースが設けられています。さらに機械による清掃作業などを行う時に機器の出入り口としても使用しています。
1.下水道のマンホールの構造は?

工場で作ったいくつかの部品を工場現場で組み立てて、マンホールを完成させます。マンホールの深さは、約1メートルから10メートルほどの深さのものまであります。内径は一般的なもので約90センチほどで、市内には約8000個のマンホールが設置されています。
2.下水道のマンホールのふたは、なぜ丸いの?
ふたが丸いと、どのように向きを変えてもマンホールの中には落ちないからです。点検や清掃のときなどにふたを開けて、中に落ちてしまったら大変です。四角やその他の形では、向きを変えると落ちてしまいます。
3.下水道のマンホールのふたに小さな穴!?

汚水と雨水を一本の下水道管で処理する区域(合流式)のふたは、雨が降ったときに下水道管内に雨水が急激に流れ込むことにより、空気の圧力でふたが押し上げられる現象を防ぐために空気抜きの小さな穴があります。
一方、汚水のみを下水道管で処理する区域(分流式)のふたは、雨水が流れ込まないため空気抜きの小さな穴はありません。
(注意)合流式のふた(写真上段)には小さな穴があり、分流式のふた(写真下段)には穴はありません。


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更新日:2023年01月31日