在宅医療廃棄物の出し方について
在宅医療廃棄物について
近年、医療技術の進歩により、在宅医療を受ける方が増えています。
それに伴い、家庭から出る医療廃棄物やその種類も飛躍的に増加しています。
在宅医療廃棄物は誤った出し方をしますと、ごみの収集や処理作業の際に針刺しなどの事故の恐れがあり危険です。
正しい分別方法をご確認いただき、在宅医療廃棄物の適正な出し方にご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。
病院や薬局などの医療機関へ返却するもの
- 医療用注射針
- ペン型自己注射針
- 針を外せない自己注射器
- 点滴用針
- 翼状針(針先あたりにハネがついているタイプ)
- エピペン(針の取り外しができないもの) など
(注意)未使用品含む
これらは、支給されたかかりつけの病院や薬局などの医療機関へ返却してください。
ごみや資源として出せるもの
「可燃ごみ」として出せるもの
初めて集積所に出す場合は、事前にクリーンセンター(973-1010)までご連絡ください。
(ご利用の集積所などを確認させていただきます。)
1.自己注射器などの針を本体から外したもの、針がないもの
- 注射筒
- 薬剤などの注入器 など
- 未使用品含む
- 針を取り外したエピペンも可
2.バッグ・チューブ類
- CAPDバッグ
- 栄養剤バッグ
- 針のないチューブ類
- カテーテル など
1,2の出し方について
- 初めて出す場合には、事前にクリーンセンター(973-1010)へ連絡してください。
- 栄養剤バッグなどは中身を出しきって空にしてください。
- 必要に応じ、一度小さなビニール袋に入れた後、透明のビニール袋に入れてひとまとめにして集積所へ出してください。
- ビニール袋の口は、空気を出してしっかり封じ、液漏れのないようにしてください。
- ひとまとめにしたビニール袋にサインペンなどで「医」を丸で囲んだ印を記入し、他のごみと分けて「可燃ごみ」の日に出してください。
- プラスチック製でもプラスチックごみの日に出さないでください。
3.その他
- ストーマ(内容物は適切に処理してください)
- 紙おむつ(内容物は適切に処理してください)
- 脱脂綿・ガーゼ類
- ゴム製品(ビニール手袋等)
- 吸入器(金属部分が多く分解できなければ、「不燃ごみ」で出してください) など
(注意)3は、透明のビニール袋に入れて、「可燃ごみ」の日に出してください。
他の家庭ごみと分ける必要はありません。
資源ごみとして出せるもの
1.びん
- 栄養剤など飲料用の空きびん
- 飲み薬の空きびん
- 透明のビニール袋に入れ、「びん」の日に出してください。
他のびんと分ける必要はありません。 - フタは、金属なら「不燃ごみ」など素材によって分けてください。
2.かん
経管栄養剤など飲料用の空き缶
(注意)「飲料缶」の日に出してください。
他の飲料缶と分ける必要はありません。
3.紙
- 市販薬の箱
- 栄養剤などの梱包箱 など
(注意)ひもでしばるか紙袋にまとめ、「紙・布」の日に出してください。
他の紙ごみと分ける必要はありません。
4.プラスチック
精製水など薬剤が入っていたプラスチック製のボトル など
(注意)透明のビニール袋に入れて「プラスチック」の日に出してください。
他のプラごみと分ける必要はありません。
不燃ごみとして出せるもの
- 薬が入っていた薬缶
- エタノールなど薬剤が入っていた空きびん(中身は使い切ってください)
- 注射筒(ガラス製)(針は必ず取り外してください)
- 血糖値測定器(使用した穿刺針は、かかりつけの医療機関などへ返却してください)
- デジタル式体温計(電池は外して「有害ごみ」として出してください。)(注意)
- 血圧計(注意) など
- 他の不燃ごみと一緒に透明のビニール袋に入れて「不燃ごみ」の日に出してください。
- 「水銀」が使用されている体温計や血圧計は、必ず「有害ごみ」として出してください。
他のごみと分け、割れないよう専用ケースなどに収納したうえ、透明のビニール袋に入れて出してください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 クリーンセンター
電話番号:042-973-1010 ファクス番号:042-973-1002
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更新日:2023年01月31日