クリーンセンター施設の建替え工事について
ごみ処理施設の老朽化に伴い、クリーンセンターの建替え工事を行ってまいりましたが、平成29年12月に無事完成いたしました。工事内容につきましては、以下をご覧ください。
施設の工事概要
- 工事名称:飯能市ごみ処理施設建設工事
- 建設場所:埼玉県飯能市大字下畑768番地の1
- 施設規模:熱回収施設一日あたり40トン×2炉(24時間運転)
リサイクル施設一日あたり11.8トン(5時間運転) - 焼却方式:全連続燃焼式ストーカ炉
- 熱回収方式:高効率ごみ発電
- 敷地面積:約26,000平方メートル
- 竣工:平成29年12月20日
施設の整備基本方針
1.循環型社会の形成に資するため、積極的に資源の有効利用が図れ、最終処分量の低減が図れる施設とします。
マテリアルリサイクル(材料として再利用すること)・サーマルリサイクル(熱の回収をすること)の推進に取り組むための施設とします。
2.自然環境の保全・公害防止対策に万全の措置を講じた施設とします。
豊かな自然環境を保全していくために公害防止対策を万全に行います。自主的な公害防止規制値を設定し、これを遵守したものとします。
測定項目 | 自主規制基準 | 法令による基準 |
---|---|---|
ばいじん | 0.02g/m3N以下 | 0.15g/m3N以下 |
硫黄酸化物 | 30ppm以下 | K値=17.5 |
塩化水素 | 25ppm以下 | 123ppm以下 |
窒素酸化物 | 50ppm以下 | 180ppm以下 |
一酸化炭素 | 30ppm以下 | 100ppm以下 |
ダイオキシン類 | 0.1ng-TEQ/m3N以下 | 5ng-TEQ/m3N |
3.ごみを安全・安定的に処理できる施設とします。
全国的に最も実績が多く、また長い歴史を持ち技術的にも確立された「ストーカ式焼却炉」を採用し、安全かつ安定的にごみの処理を行います。また、一般持込ごみ受入棟を設け、市民の方の利便性並びに安全に配慮した施設とします。
4.地域住民との調和を図り、住民から信頼される施設とします。
ごみの減量化や資源化などについての啓発・教育を行うための施設とします。排ガス測定結果の公開を行い、施設の運転管理状況の透明化に努めます。
5.財政支出の低減を図り、経済的に合理性のある施設とします。
太陽光発電やLED照明の採用など、省エネルギー化を図るとともに経済性に配慮した施設とします。また、ごみ焼却の際の余熱を利用した発電により施設内使用電力の一部を賄い、電気使用料の節減を図ります。
施設のイメージ図
施設の配置
施設のフロー
工事工程(予定)
工事の進捗状況について
平成27年8月撮影
平成28年4月撮影
平成28年7月撮影
平成28年8月撮影
平成28年9月撮影
平成28年10月撮影
平成29年1月撮影
平成29年5月撮影
平成29年8月撮影
平成29年10月撮影
新しいごみ処理施設が平成29年12月20日に稼働を開始いたしました。本施設の整備にあたり、多大なるご理解ご協力を賜りました地域の皆様をはじめ、関係各位に心から感謝を申し上げます。
平成29年12月撮影
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 クリーンセンター
電話番号:042-973-1010 ファクス番号:042-973-1002
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更新日:2023年01月31日