南高麗地区まちづくり推進委員会

更新日:2023年01月31日

ページID : 4617
南高麗地区の部分をピンク色で示している地図

発足 平成12年11月 
会員数 64人 (令和3年度現在)

南高麗地区まちづくり推進委員会ホームページは、次のリンクをご覧ください。

地区の概要

広い畑を機械で耕している様子の写真

南高麗地区は、飯能市街地の南西に位置し、東西約キロメートル、南北約4キロメートルの細長い形状をした、中山間地と呼ばれる地域です。西の山間部には市指定天然記念物のモリアオガエルが生息し、東部には同じく市指定天然記念物のカタクリやイカリソウが早春に花開くなど、豊かな自然を有しています。
また、縄文時代の住居遺跡が点在し、江戸城天守閣造営の際に必要な、消石灰の生産の場となった石灰焼場跡や、現存する曹洞宗の本堂としては最も古い長光寺の本堂があるなど、この地には長い歴史と、その歴史に醸し出された豊かな生活文化があります。
年に一度の大運動会や文化祭の時期になると、住民総出で盛り上がり、人々の心の中に郷土愛の溢れる地域でもあります。

これまでの取り組みと地区の将来像

活動実績

南高麗地区まちづくり推進委員会は、平成12年11月に発足し、これまでアクションプランに基づき、IT、イベント、ふるさと、夢農場、子ども・学校応援の各実行委員会によるさまざまな活動を展開してきました。

  • IT実行委員会は、ホームページの作成や更新、普及等、南高麗地区の様子を情報発信する活動を行ってきました。また、地区内で行われる行事を撮影し、写真記録に努める一方、昔の写真をデジタル記録する活動を行いました。
  • イベント実行委員会は、各種イベントを企画・実行し、地区住民の交流の場を作りました。ツーデーマーチと地区文化祭での売店運営、会員の親睦を図る暑気払い、研修旅行も実施してきました。
  • ふるさと調査実行委員会は、南高麗地区内のハイキングコース設定とコースの道標整備、主だった山頂に石の標識を立てる活動を行い、石標はすでに12基立てることができました。下畑の穴郷(あなご)は里山の雰囲気を生かした取り組みをしてきました。
  • 夢農場実行委員会は、会員自らが農作物を作ることにより、ともすると衰退のおそれのある農業に対する理解を深め、作業を通じて会員相互の協力体制の強化に役立っています。具体的には小中学校の児童・生徒と農業体験実習を実施し、作付けと収穫の喜びを共有しました。また、南高麗の花いっぱい活動で植えたミツバツツジの管理も継続して行ってきました。
  • 子ども・学校応援実行委員会を、平成22年度に立ち上げ、継続して活動してきました。「子どもは地域の宝」という言葉があるように、将来少しでも地域に留まり、この南高麗地域において活躍する子どもたちの成長を見据えて、学校行事にも協力し、地域の活性化を図る活動として行ってきました。

現状と課題

 恵まれた自然を維持するために必要な人的資源の減少により、今後、地域の環境保全は難しいと感じています。
この現状を打破するためには、元気で経験豊富な高齢者が地域の活動に主体的かつ積極的に取り組むことが必要です。したがって、高齢者が意欲的に取り組める魅力的な活動を創り出すことが急務と言えます。
また、どうすれば若い世代が南高麗地区に留まるか、その方法を地区全体で考える必要にも迫られています。その先駆けとして、今からでも地域を挙げて子ども会や学校行事への協力を行い、将来的な地域の担い手の確保を目指して活動していく必要があると考えています。
南高麗地区は、市街化調整区域であることから、住宅の建築が制限されていますが、平成28年度から“農のある暮らし”「飯能住まい」制度が導入され、57世帯178人(令和4年2月末現在)の移住が決定したことにより、人口増加が図られました。この制度が確実に定着するためには、地域の方の土地有効利用への更なる協力や移住者受け入れの理解が必要です。また、移住者の皆さんがまちづくりの活動に参画していただく手立てを考える課題があります。

将来像

 元気なまち

サブテーマ

  • 情報が行き交う豊かなまち
  • 住民が安心して歩ける里づくり
  • 誰でも楽しめる農業の創造と人的資源の確保

アクションプラン

 アクションプランとは、住み良い地域づくりに向けて、地域の皆さんが主体的に参加してまちづくりに取り組む事業です。

南高麗地区協働計画アクションプランの説明図

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 自治振興課
電話番号:042-973-2626 ファクス番号:042-974-6737
お問い合わせフォーム