野鳥のへい死にご注意ください

更新日:2023年01月31日

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野鳥のへい死(鳥インフルエンザ等)にご注意ください

1.野鳥のへい死について

 野鳥は餌不足や寒さ、あるいは外壁や電線にぶつかって死ぬ場合があります。また、外敵の攻撃を受けた傷の悪化や病気などで病死するケースなど死亡要因は多岐に渡ります。
 冬季には全国的に鳥インフルエンザウイルスが流行し、家畜等に伝染する被害が発生しています。

2.鳥インフルエンザウイルスについて

 鳥インフルエンザウイルスはカモ、アヒルなどの水鳥を中心とした多くの鳥類に感染します。鳥インフルエンザウイルスに感染した野生の水鳥は、その腸管や気道でウイルスが増殖しますが、通常は無症状です。そして、糞や唾液からウイルスを放出します。感染した水鳥の糞や唾液に含まれるウイルスが水中に放出され、水を介して他の水鳥へ感染が広がります。
 また、タカやフクロウなどの猛きん類は、感染した野鳥を捕食することによりウイルスに感染すると考えられています。
 人への感染については、感染した鳥との濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活において野鳥など野生動物の排泄物などに触れた場合には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。

3.死んだ野鳥を見つけた場合

 野鳥が死んでいても鳥インフルエンザを直ちに疑う必要はありません。しかし、体内や羽毛などに細菌や寄生虫などの病原体を持っていることがあるため、素手で触らないでください。
 野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、死骸には触れず市役所にご連絡をお願いいたします。

死亡野鳥の「鳥インフルエンザ」に対する心配や対処方法の説明が埼玉県みどり自然課のホームページに記載されていますので参考にしてください。

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