間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定(東京都港区)

更新日:2025年01月09日

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飯能市は、平成29年10月20日に東京都港区と「間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定」(以下、協定)を締結し、「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」(以下、みなとモデル制度)のもとで飯能市産材の港区への供給促進を図っています。

みなとモデル制度の概要

みなとモデル制度は、港区内の建築物等での国産材の利用を促進することで、港区内の二酸化炭素固定量の増加、協定自治体の森林整備の促進による二酸化炭素吸収量の増加を図り、地球温暖化防止に貢献することを目的とした制度です。

みなとモデル制度は、港区内の建築物等での国産材の利用を促進することで、港区内の二酸化炭素固定量の増加、協定自治体の森林整備の促進による二酸化炭素吸収量の増加を図り、地球温暖化防止に貢献することを目的とした制度です。

みなとモデル二酸化炭素固定認証制度(みなとモデル制度)

港区は、区内で延べ床面積5,000平方メートル以上の建築を行う建築主に、一定量以上の協定木材(注釈)をはじめとした国産木材の使用を義務付けます。
対象建築物の構造、内外装、外構等に使用された協定木材および国産合法木材の使用量に相当する二酸化炭素固定量を区が認証します。
延べ床面積5,000平方メートル未満の建築主、テナント事業者も任意の対象者としています。

(注釈)協定木材
港区と協定を締結した自治体の域内にあり、下記のいずれかの事項を満たす森林から生産された木材および木材製品で、かつ伐採地において森林の確実な更新が担保されている森林から産出された木材、または当該木材から製造された木材製品を指します。

  1. 森林法(昭和26年法律第249号)第11条の規定に基づき、市町村長から森林経営計画が適当である旨の認定を受けている。または、森林法の一部を改正する法律(平成23年4月22日法律第20号)の施行日である平成24年4月1日以前に市町村長から森林施業計画が適当である旨の認定を受けている。
  2. 独立した認証機関による森林認証(FSC、SGEC等)を受けており、森林法に基づくものと同等の施業に関する計画を有している。
  3. 森林法第2条第3項に定める国有林であり、同法第7条の2の規定に基づき地域別の森林計画がたてられている。

事業者登録について

事業者登録とは、木材製品を取扱う事業者が、港区内の建設現場に協定木材または協定木材製品を供給する旨を協定自治体に意思表示することであり、協定自治体に登録した事業者を「登録事業者」と呼びます。

登録事業者のメリット

  • 新たな販路の拡大が期待できます
    港区は、建築主やテナント事業者に、登録事業者から協定木材を調達するよう促します。最終製品メーカーである事業者は、港区内の建設現場への供給機会が増えることになります。
    また、半製品を取扱う木材加工事業者にとっても、上記のメーカーへの協定木材の製材品を販売する可能性が広がります。
  • みなとモデル制度ホームページで企業PRができます
    みなとモデル制度では専用のホームページ(みなと森と水ネットワーク会議「uni4m」外部サイトへのリンク)を開設しています。登録事業者は、このホームページ上で企業のPR、取扱っている協定木材製品の紹介ができます。
    港区内で建築を行う建築主等(デベロッパー、テナント事業者、設計者、ゼネコン等)は、このホームページで協定木材製品の情報、取扱企業の情報を得ることになります。

登録事業者の条件

  1. 協定木材を他の木材と分別して管理、加工、出荷すること。
  2. 協定木材の取扱実績を1年に1回、飯能市に提出すること。
  3. 飯能市と連携、協力して協定木材の安定供給に努めること。
  4. 港区内における協定木材の活用を促進するための環境整備に努めること。
  5. 飯能市に提出する文書の内容が、本制度のホームページで公開されることを承諾すること(業態による例外あり)。
  6. 出荷する製品が協定木材であることを示すため、納品書に下記の「uni4m (ユニフォーム)マーク」を必ず表示すること。

事業者登録の方法

登録を希望する事業者は、飯能市に以下の書類を提出してください。
書式はみなとモデル制度ホームページ(みなと森と水ネットワーク会議「uni4m」外部サイトへのリンク)からダウンロードできます。

  1. 事業者登録申請書
  2. 事業者情報シート
  3. 取扱製品情報シート

(注意1)「事業者登録の手引き」も必ずダウンロードし、内容を十分ご理解の上、書類を作成してください。
(注意2)混合製品を取り扱う事業者は、上記1~3に加え別途提出が必要な書類があります。

港区×飯能市連携イベント 飯能市西川材×夢ある、木から森へ

西川材の利用促進を図るため、9月19日(木曜日)から21日(土曜日)までの3日間、東京都港区にある札の辻スクエア3階イベントスペースで連携イベントを開催しました。

飯能市は、東京都港区と平成29年に締結した「間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定」により、連携を行っています。

港区は、全国各地域、区民、産業の複合的な出会いを生み出し、地域のにぎわいの創出や全国各地域の活性化につなげるため、全国各地域の物販イベントやワークショップ等を実施しています。

これを活用し、連携イベントを開催する機会をいただきました。

西川材ヒノキのまな板、西川材かんな削り材で製作した花の販売、ワークショップコーナーでは、シューズキーパーづくり、かんな玉づくりを行い、多くの方に西川材にに親しんでいただきました。

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この記事に関するお問い合わせ先

農林部 森林づくり課
電話番号:042-978-5061 ファクス番号:042-974-6737
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