数字から見る飯能市の下水道

更新日:2025年09月05日

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数字から見る飯能市の下水道

まちを清潔に保ち、身近な生活環境を守る下水道。

普段は目にすることのできない下水道の現状についてご紹介します。

下水管布設延長 令和4年度293,996メートル、令和5年度296,219メートル、令和6年度297,955メートル、管きょ老朽化率 令和4年度16.1パーセント、令和5年度16.8パーセント、令和6年度17.1パーセント、経費回収率 令和4年度102.0パーセント、令和5年度96.0パーセント、令和6年度92.4パーセント、使用料単価 令和4年度146.60円、令和5年度146.97円、令和6年度147.44円、処理原価 令和4年度143.76円、令和5年度153.12円、令和6年度159.50円、1日あたりの下水道処理量 令和4年度23,686立方メートル、令和5年度21,080立方メートル、令和6年度23,210立方メートル

下水道管布設延長

市内には、全長約298キロメートルの下水道管が埋設されています。

昭和28年4月の事業認可以降、約70年以上にわたり生活基盤として整備を進めてきました。

状態が悪くなると詰まってしまったり、破損して道路が陥没する等の恐れがあるため、計画的な点検や更新を行っています。

管きょ老朽化率

法定耐用年数を超えた管きょ延長の割合を表した指標です。

令和6年度では約17.1パーセントとなっています。

下水道管の耐用年数は50年間とされており、現在は優先順位をつけて管の点検や更新に取り組んでいます。

今後も管きょ老朽化率は上昇していくため、老朽化対策には多くの費用が必要となります。

経費回収率

汚水処理にかかる費用を、下水道使用料でどのくらい賄えているかを表した指標です。

令和6年度では約92.4パーセントとなっています。

100パーセントを下回る場合、本来、使用料で回収すべき経費を賄えていないことを表します。

飯能市では令和5年度以降、100パーセントを下回る厳しい経営状況が続いています。

使用料単価

年間の使用料収入を総有収水量(使用料徴収の対象となった水量)で割った金額が「使用料単価」です。

令和6年度決算は、前年度比約0.5円増の147.44円となっています。

処理原価

1立方メートルあたりの汚水をきれいな水に処理する際の費用が「処理原価」です。

汚水処理にかかる費用(維持管理費)を、総有収水量(使用料徴収の対象となった水量)で割って算出します。

令和6年度決算は、前年度比約6.4円増の159.50円となっています。

1日あたりの下水処理量

飯能市浄化センターは、1日に最大約33,800立方メートルのトイレ排水や雑排水を処理する能力を持つ施設です。

水の汚れは、ゴミなどを取り除いた後、微生物が汚れを食べ、さらに沈殿させているため、きれいな水に再生するまでに24時間以上の時間を必要とします。

きれいになった水は、最後に塩素消毒をして川に放流しています。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部 下水道課
電話番号:042-973-3433 ファクス番号:042-973-3651
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