飯能河原周辺の占用区域拡大による自然・生活環境の保全に係る実証実験の実施について
「飯能河原割岩橋下流域周辺砂州」で実証実験を実施しています
実証実験の概要
飯能市と一般社団法人奥むさし飯能観光協会は、地元自治会、飯能地区まちづくり推進委員会等で構成された飯能河原利用調整協議会での協議結果を踏まえ、飯能河原割岩橋下流域の周辺砂州の適正な利用に向け、互いに協力して実証実験を実施します。
この実証実験は、飯能河原及び飯能河原割岩橋下流域が観光地として栄えつつも環境悪化を防ぐための体制構築が直ちに必要であると考え実施するものです。今回、一般社団法人奥むさし飯能観光協会が、既に実施する飯能河原中州(Aエリア)の火気有料化事業区域と一体としてこの流域を管理することにより、この流域の環境を保全し、美化を促進し、風致を維持し、近隣住民や事業者の住環境、生活環境の維持、改善を図る仕組みを構築することを目指しています。
実証実験の内容
経緯
飯能河原では、火気使用有料化事業を令和5年度から実施し一定の成果を上げることができています。しかしながら、飯能河原割岩橋下流域においては、直火による焚火やバーベキューといった、不適切な行動をする利用者が散見されるなど課題があります。
飯能河原割岩橋下流域は、入間川が上流域から大きく蛇行し中流域に変化する流域で、すばらしい景観に恵まれ、その下流域両岸は「さいたま緑のトラスト保全第4号地飯能河原周辺河岸緑地」に指定されています。近年、遊歩道が整備されたため、この景観を間近で楽しむことが可能となりました。
この流域が観光地として栄えつつも環境悪化を防ぐための体制構築が直ちに必要であると考え、今回、飯能河原割岩橋下流域にも有料化による火気使用可能区域や川遊び区域(火気使用禁止区域)を設定するなどの火気使用に関する規制を行い、その管理を既に飯能河原中州で火気有料化事業を実施する一般社団法人奥むさし飯能観光協会が一体としてこの流域を管理する体制による実証実験を実施することとしました。
事業の内容
飯能河原割岩橋下流域周辺砂州を有料による火気使用可能区域や火気使用禁止区域(川遊び占用区域)などを設定し適正な利用を促します。
利用用途
- Bエリア:火気使用可能区域(有料、予約制)
- Cエリア:火気使用禁止区域(川遊び専用区域)

実証実験区域図

Bエリア詳細図
実証実験期間
令和7年8月1日(金曜日)から令和7年10月31日(金曜日)まで
注意:Bエリアでの有料による火気使用は8月の毎日及び9月1日(月曜日)から10月31日(金曜日)までの土曜日、日曜日、祝日に実施。期間中、Bエリア・Cエリアでの火気の使用は有料事業を除き禁止。
営業時間(Bエリアでの有料火気使用事業)
午前9時から午後5時まで
利用料金(Bエリアでの有料火気使用事業)
中学生以上 1,000円
営業日や予約については、一般社団法人奥むさし飯能観光協会のホームページをご確認ください。
問い合わせ先
実証実験の運営に関すること
一般社団法人奥むさし飯能観光協会
Eメール:hannokanko@gmail.com
電話番号:042-980-5051
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 観光・エコツーリズム課 観光担当
電話番号:042-973-2124 ファクス番号:042-974-6737
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更新日:2025年08月01日