野鳥のへい死にご注意ください

更新日:2025年03月14日

ページID : 1005

野鳥のへい死(鳥インフルエンザ等)にご注意ください

1.野鳥のへい死について

 野鳥は餌不足や寒さ、あるいは外壁や電線にぶつかって死ぬ場合があります。また、外敵の攻撃を受けた傷の悪化や病気などで病死するケースなど死亡要因は多岐に渡ります。
 冬季には全国的に鳥インフルエンザウイルスが流行し、家畜等に伝染する被害が発生しています。

2.鳥インフルエンザウイルスについて

 鳥インフルエンザウイルスはカモ、アヒルなどの水鳥を中心とした多くの鳥類に感染します。鳥インフルエンザウイルスに感染した野生の水鳥は、その腸管や気道でウイルスが増殖しますが、通常は無症状です。そして、糞や唾液からウイルスを放出します。感染した水鳥の糞や唾液に含まれるウイルスが水中に放出され、水を介して他の水鳥へ感染が広がります。
 また、タカやフクロウなどの猛きん類は、感染した野鳥を捕食することによりウイルスに感染すると考えられています。
 人への感染については、感染した鳥との濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活において野鳥など野生動物の排泄物などに触れた場合には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
 野鳥における鳥インフルエンザにつきましては、環境省により監視活動を恒常的に行っています。鳥インフルエンザ発生状況に応じて、環境省が対応レベルを設定します。現在の対応レベルについては、環境省のホームページをご覧ください。

3.死んだ野鳥を見つけた場合

 野鳥が死んでいても鳥インフルエンザを直ちに疑う必要はありません。しかし、体内や羽毛などに細菌や寄生虫などの病原体を持っていることがあるため、素手で触らないでください。
 また、渡り鳥が死亡している場合や、大量に野鳥が死亡している場合は検査が必要な場合もありますので、検査が必要な野鳥の種類につきましては、埼玉県のホームページをご覧いただき、埼玉県西部環境管理事務所(連絡先:049-244-1250)または市役所までご連絡ください。

対応レベルの実施内容
対応レベル 検査優占種1 検査優占種2 検査優占種3 その他の種
対応レベル1(通常時) 1羽以上 3羽以上 5羽以上 5羽以上
対応レベル2(国内単一箇所発生時) 1羽以上 2羽以上 5羽以上 5羽以上
対応レベル3(国内複数箇所発生時) 1羽以上 1羽以上 3羽以上 5羽以上
野鳥監視重点区域 1羽以上 1羽以上 3羽以上 3羽以上

死亡野鳥の「鳥インフルエンザ」に対する対処方法の説明等が埼玉県のホームページに記載されていますので参考にしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境経済部 環境緑水課
電話番号:042-973-2125 ファクス番号:042-971-2393
お問い合わせフォーム