薪ストーブ(暖炉等)の適切な使用について
薪ストーブによるトラブルにご注意ください
暖房に木質バイオマスストーブ(薪ストーブ・ペレットストーブなど)を導入される方が増えていますが、煙、ススや臭いに関するトラブルの相談が増加しています。しかしながら、木質バイオマスストーブの使用に係る公害防止関連の法令の規定はないため、市から設置者に対して煙やスス、臭いに関する指導等を行うことはできません。民事において当事者同士で解決していただくことになります。使用されている方は以下の事項に気をつけ、近隣への配慮をお願いいたします。詳細は、環境省作成の「木質バイオマスストーブ環境ガイドブック」をご覧ください。
薪ストーブの使用にあたっての留意事項
・十分に乾燥した良質な薪を使用する。廃材は絶対に使用しない。
・取扱説明書に沿って使用し、不完全燃焼を起こしていないか、屋外で煙や臭いの
状況を確認する。
・煙や臭いで迷惑をかけていないか、日頃から近隣とのコミュニケーションを心がける。
・使用する時季の初めと終わりに、機器の保守点検と炉内・煙突の清掃を行う。
など
使用されている方へ
・点火する時間を検討してください
・十分に乾燥させた薪を使いましょう
・定期的にメンテナンスを行いましょう
・ご近所に声かけをしましょう
薪ストーブの使用に関する近隣への影響例
・隣家の薪ストーブの煙突の位置が自宅に近く、煙突の高さも低いため、排気の臭いが流れてくるので洗濯物が干せない。
・自宅より低い位置で薪ストーブを使用しており、特に使用開始時・終了時に煙や臭いが自宅に入り込んでくる。
薪ストーブ等の使用による煙や臭いに対しては、法律や条例による規制はなく、市から指導はできません。
受忍限度を超過する状態が続くなど、解決に至らない場合は、公害等調整委員会によって紛争の解決を図る手段があります。
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 環境緑水課
電話番号:042-973-2125 ファクス番号:042-971-2393
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更新日:2025年11月25日