飯能市環境方針
基本理念
環境方針とは、環境管理総括者(市長)が飯能市の環境の保全・改善の取組に関する基本理念及び基本方針を定めたものです。
飯能市は、緑豊かな奥武蔵の山林と丘陵部、その間を流れる清らかな河川など、豊かな自然に恵まれています。この豊かな自然は、先人たちが守り、育んできた財産であり、将来へと引き継いでいかなければいけません。
その願いを込め、本市では「森林文化都市」を宣言し、森林と人とのより豊かな関係を築きつつ、自然と都市機能とが調和するまちの創造をめざしています。
しかし、近年、地球温暖化やオゾン層の破壊、酸性雨など様々な現象が生じ、人体への影響、森林及び農作物の被害など地球規模での環境問題が生じている中で、私たちは、自然の保全とともに、地球環境への配慮が強く求められています。
このことから、飯能市では、将来にわたって、健康で安心して暮らすことができる環境を次世代へ引き継いでいくため、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市を構成市とする埼玉県西部地域まちづくり協議会において、2050年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指し、ゼロカーボンシティを宣言しました。
「森林文化都市」と「持続可能な社会」の実現を目指し、環境基本計画などによる環境施策を積極的に取り組むとともに、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、地球環境に配慮した取組を具体的に推進します。
基本方針
飯能市は、基本理念に基づき、次の方針を定めます。
(1)環境に配慮した事務事業の推進
職員一人ひとりが環境に対する意識を持ち、環境に配慮した事務事業を推進します。
(2)資源、エネルギーの節減
省資源・省エネルギー及びリサイクルに努め、環境への負荷が少ない持続的な発展が可能な社会づくりを目指します。
(3)法規制の順守
環境に関する法令、条例、協定、その他の合意事項などを順守し、環境汚染の予防に努めるとともに、自ら定めた環境への取組を率先して推進します。
(4)脱炭素に向けた目標と取組
令和32(2050)年度のカーボンニュートラルを目指し、令和12(2030)年度の市域全体から排出される温室効果ガスを、基準年度となる平成25(2013)年度に比べ48.9%削減することを中間目標とし、目標達成に向けて職員及び委託先事業者を含む関係者一同で、脱炭素への取組を進めていきます。
(5)職員の教育、研修
職員の環境に対する意識の向上のため、環境方針に沿った活動が継続的に進められるよう、環境教育を続けていきます。
(6)環境方針の公表
この環境方針は全職員及び関係者に周知を図るとともに、一般に公表します。
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 環境緑水課
電話番号:042-973-2125 ファクス番号:042-971-2393
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更新日:2024年01月01日