ハチの巣について
蜂の巣ができてしまったら…
毎年早いところでは4月には見られることがあり、初夏から秋ごろにかけて蜂の営巣活動が 活発になりますが、11月ごろには巣を離れいなくなってしまいます。 もし、蜂が巣を作ってしまった場合は、下記の事項に注意して取り扱ってください。
駆除の方法
市では、民有地・事業所内等に作られた蜂の巣や害虫等の駆除は行っておりません。
蜂の巣は、巣がある場所の所有者、管理者が駆除を行ってください。 駆除の方法は、下記の2通りの方法があります。
- 個人で、蜂の巣を駆除する。
- 専門業者に依頼して駆除をする(駆除費用は自己負担)
スズメバチの巣の駆除
スズメバチの巣は、作り始めの頃はトックリを逆さにした形をしています。
秋頃になると、外観が縞模様の球状になり、下の方に出入り口が1、2か所あります。
(注意) スズメバチは、特に攻撃性・威嚇性が高いため、蜂の巣の駆除は専門の業者に依頼することをお勧めします。
スズメバチ以外の巣の駆除
アシナガバチやミツバチの巣は、おわんを伏せたような半球状で、下から六角形の巣穴が多数見えます。
巣の駆除は、薬剤は市販の蜂駆除用スプレーなどをご利用いただくか、専門の業者に依頼して行ってください。
蜂の防護服の貸し出し
貸し出しは予約制をとなります。ご希望の方は、事前に電話で申し込みをしてください。
防護服は4着ありますが、蜂の巣の最盛期には予約が込み合うため、 お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。
ただし、営利目的の方は対象外とします。
また、駆除後は、蜂が完全に死亡したことを確認後、ごみ袋に入れて可燃ごみにお出しください。
ミツバチの集合(分蜂)について
ミツバチは、新しい巣づくりの場所を見つけるまでの間、一時的に木や外壁などに塊となり、とまっていることがあります。通常、この状態の蜂は大人しく、数日のうちに移動するといわれております。
巣のないところに蜂の群れがとまっているときは、
- 近寄る
- 突く
といった刺激をせずに見守ってください。
また、子供が興味本位に刺激したりしないよう、見かけたかたは一声かけてあげてください。
蜂の特性について
- 巣に近づいたり、振動を与えるといった刺激を与えると攻撃されます。
- 黒い物に反応しやすいです。
- 野外で突発的に蜂の巣と遭遇したときは、大声で騒いだり、腕で追い払ったりすると余計に追われて刺されるため、頭(黒色)を隠し、姿勢を低くして巣からゆっくり後退しましょう。
- 夕方や日の出前などの気温の低いときは、蜂が巣に群がっているため、一斉駆除がしやすく、比較的危険も少ないと言われています。
- 蜂は、ハエやクモなどの害虫を獲るなど、人間にとって役に立つこともあります。
日常生活に支障のない場所に巣があるなど、危険性がない場合は、むやみに駆除せずそっとしておくことも大切です。
蜂の巣の駆除業者
市では、蜂の巣の駆除は行っておりません。
専門業者に依頼して駆除をする場合は、インターネット等でお調べいただくか、下表の専門業者にご相談ください。
駆除費用は、自己負担となり、蜂の巣のある場所、巣の大きさ等によって駆除費用が異なりますので、事前に見積もりを依頼するなど金額を確認することをお勧めします。
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
つばさ綜合管理株式会社 | 飯能市栄町22-6 | 042-978-8283 |
ハチ駆除ハンター【ハンターマン】 | 飯能市笠縫169-3 | 0120-73-7225 |
蜂の巣駆除産業 | 飯能市双柳608-2-105 | 070-2670-6907 |
株式会社中央ギフト商事 ハチ駆除 Bee busters(ビーバスターズ) |
飯能市飯能569-7 | 080-9673-8989 042-973-8242 |
埼玉県ペストコントロール協会 | さいたま市桜区宿150-4 |
048-854-2890 |
注意:上表は、現在、市が把握している市内業者及び駆除業者団体の情報です。
このほか、蜂の巣の駆除を実施される市内業者があれば、環境緑水課までご連絡ください。
ハチに刺されたときの応急処置
万が一、スズメバチなどに刺されてしまったら、次を参考にしてください。
- その場から身を低くして離れる。
ハチが興奮すると攻撃する仲間が増えます。できる限りその場から離れましょう。 - 傷口を強くしぼりながら水で良く洗う。
アウトドア用の吸い取り器具も売られています。 - 傷口を水で冷やす。
毒の吸収を遅くすることができます。 - 抗ヒスタミン軟膏かステロイド軟膏を塗る。
次の場合は、お近くの医療機関で治療を受けること(直ちに救急車などを利用する)
- 発疹、吐き気、呼吸困難などの症状が出た場合や数十分以内に症状が出た場合・目を刺された場合は緊急を要します。
- 以前にハチに刺され、発疹や吐き気などの症状が出た方が、再度刺された場合はショック症状を起こす可能性があるため緊急を要します。
- たくさん刺されてしまった方(首・頭・顔・心臓に近いところは特に注意)。
すぐに症状がでなくても以前に刺された経験のある方は医師の診察を受けましょう。なお、以前にハチに刺されて発疹や吐き気などの症状が出たことがある方は、周囲の人にそのことを話しておきましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 環境緑水課
電話番号:042-973-2125 ファクス番号:042-971-2393
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更新日:2023年05月30日