飯能まちなか未来ビジョン

(注意)イラストはイメージです
これからのまちづくりのよりどころとなる「飯能まちなか未来ビジョン」を策定しました。これからのまちなかには、車中心から人中心へ転換することにより、誰もが安全安心で快適に過ごせる都市環境が求められています。また、まちづくりには、市民・事業者等が積極的に参画することにより、活動を通じて自分たちのまちへの誇りや愛着を育んでいくことが大切です。ビジョンの実現に向けて、市民・事業者・行政等が一体となった公民連携による持続可能なまちづくりを推進していきます。
飯能まちなか未来ビジョン推進事業 令和6年度事業実施内容について
市民・事業者向けのアドバイザリー【令和6 年7 月1 日~令和7 年2 月28 日】
飯能市のまちづくりに興味を持っている市民・事業者に対する窓口を設けることで、「飯能まちなか未来ビジョン」に掲げる5 つの視点の一つである「多様なつながりが生まれるきっかけづくり」の実現を目指します。移住以外の希望がどの程度あるのか、飯能市に興味を持っている人たちがどのようなニーズを持っているかなど市民・事業者のほか物件所有者の傾向とニーズを把握するとともに、飯能で活躍してくれる新たな人材の確保、空き物件所有者の相談も受け付けることで新たなプレイヤー・物件所有者の発掘を行いました。
結果
相談総数:26回
相談人数:16名
市内:13名
市外:3名
飯能リノベLAB2024の開催【令和6 年9 月28 日~令和7 年3 月16 日】
市内に限らず、広く参加者を募集し、実際の物件をテーマに飯能で新しい取り組みを始めたいと考えている新たなプレイヤーを集めるため、そのプロジェクトとして「飯能リノベLAB2024」を開催することで、イベントや起業を促進し、まちなかの活性化を図りました。4日間の座学(ワークショップ)と1日の実践の中で、実際の物件をテーマに「こんなことをやってみたい」「こんな空間にしたい」という具体的なプランを生み出し、「飯能まちなか未来ビジョン」に掲げる5つの視点の一つである「柔軟なアイデアが出会う共創の機会づくり」の実現を目指しました。
参加メンバーで構成したチーム編では、2チームがはんのーとマルシェで実践しました。1チームは子どもたちのお絵描きブースを展開し、地元の木工所からでた廃材を利用するなど広がりを見せました。もう1チームでは、キャンプ未経験者を対象に、薪割り体験をしてもらい気軽に自然とふれあえるプランを実施し、参加者には西武鉄道の防災ノベルティを配布してアウトドアと防災の親和性もPRしました。
結果
参加人数:15名
市内:5名
市外:10名

座学の様子

フィールト゛ワーク
(まちなか見学)

子どもたちのお絵かきブース
大家の学校の開催【令和7年2月16日】

会場の様子
実際に飯能市内で空き物件を活用されている大家さんをお招きし、空き物件活用に至った経緯、貸すにあたっての初期費用、活用が始まっての困りごとなど、リアルなお話をしていただく、不動産オーナー向けに安心して貸し出せる仕組みづくりのセミナー「大家の学校」を開催しました。市内の先行事例を紹介して空き物件の活用を促進するイベントを通して、物件活用の様々な手段を知ってもらうことで物件利用を加速させ、「にぎわいの創出」を目指します。
結果
参加人数:11名
職員セミナーの開催【令和6年8月5日・令和6年11月21日】
飯能まちなか未来ビジョン」に掲げている「育む公民連携」の実現に向けて、埼玉県内で公民連携を行っている自治体を視察し、まちの課題と取組の目的、仕組みづくり、民間の取組を後押しするために行政職員が持つべきマインドと施策を学ぶことで、飯能市での今後の取組をより具体化し、伴走型行政を作り上げる土台をつくることを目的としました。
県内で先進的に公民連携を行っている本庄市・横瀬町の2自治体を訪問し、現地の視察・ヒアリングを行いました。

本庄市訪問の様子
本庄市
「こういう動きをしてくれたから実現した」という民間側からの話と、「こういう動きをしてくれたから評価された」という行政側の話から、双方の視点からより良いまちづくりを進めていくのに必要な連携とは何かを学びました。
結果
参加職員:15名

横瀬町訪問の様子
横瀬町
地方創生を公民連携で取り組んでいる横瀬町が、「よこらぼ」を中心としてどのように民間を取り込んで事業を展開され、どのようにまちに還元されているのかを説明を伺いました。また、関連する施設の見学も行いました。
結果
参加職員:15名

チャレンジキッチン「ENgaWA」見学

「TATE Lab.(たてラボ)」見学
イベントの開催【令和6年7月29日・令和7年3月16日】
公民連携事業の一環として、様々なイベントを開催することで飯能市の認知度向上、まちなかで始まる新しい動きを発信することで新たなプレイヤーを獲得するため、飯能市を広くPRするイベントを開催し、「飯能まちなか未来ビジョン」の周知を行いました。

イベントの様子
東京⇄地方の二拠点でやりたいコトをはじめる暮らしのヒント
「東京と地方」をテーマに、実践しているゲストを招き二拠点活動の候補地として飯能を認知してもらい、移住以外の選択肢を提示することで、現在飯能市が獲得できていない若い単身者層をメインターゲットとしました。
参加人数:23名

はんのーとマルシェの様子
はんのーとマルシェ2025
ローカルメディア「はんのーと」が開催している年に一度のイベント「はんのーとマルシェ」において、「飯能まちなかビジョン」の告知を入れ込み、市内外の住民への認知向上を図りました。
情報発信
飯能市と連携している市内まちづくり会社Akinaiが情報を発信するWebローカルメディア「はんのーと」にて、公民連携によるまちづくりに関する情報を記事として発信しました。
【詳細版】飯能まちなか未来ビジョン
<Chapter0>ビジョン策定の背景 (PDFファイル: 788.6KB)
<Chapter1>ビジョンの基本的な考え方 (PDFファイル: 7.2MB)
<Chapter2>まちなかの現状と変化の兆し (PDFファイル: 18.0MB)
<Chapter3>まちなかの目指す姿 (PDFファイル: 5.1MB)
<Chapter4>ビジョンの実現に向けて (PDFファイル: 1.9MB)
<Chapter5>終わりに (PDFファイル: 1005.7KB)
【概要版】飯能まちなか未来ビジョン
【概要版】飯能まちなか未来ビジョン (PDFファイル: 8.7MB)
この記事に関するお問い合わせ先
建設部 都市計画課
電話番号:042-973-2268 ファクス番号:042-974-6770
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更新日:2025年04月01日