埼玉版スーパー・シティプロジェクト

更新日:2024年06月13日

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飯能市では、人口減少・超少子高齢社会の様々な課題に対応するため、埼玉県が推進している「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」にエントリーしています。

埼玉版スーパー・シティプロジェクトの概要

背景

埼玉県は、全国一のスピードで後期高齢者人口が急速に増加する一方、生産年齢人口の減少が進んでいます。そのような状況の中、まちづくりの主体となる市町村、市民、事業者等とともに、20年、30年将来に向けた超少子高齢社会に適応したコンパクトなまちづくりを推進するため、埼玉県では「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」に取り組んでいます。

コンセプト

「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」は、「日本一暮らしやすい埼玉県」の実現に資するため、超少子高齢社会を見据え、県内各地の地域の特性を生かし、県民一人一人が支え合って日常生活を心豊かで安心・快適に暮らせる持続可能なまちをつくることをコンセプトとしています。

プロジェクトを実現するための3つの要素

  • コンパクト:必要な機能が集積しゆとりある「魅力的な拠点」を構築
  • スマート:新たな技術の活用などによる「先進的な共助」を実現
  • レジリエント:誰もが安心して暮らしつづけられる「持続可能な地域」を形成

県の支援イメージ

「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」を通じて持続可能な地域経営を実現するため、関係者(市町村、市民、事業者等、県)が協働していく仕組みを提案しており、埼玉県は市町村、民間企業等との連携のもと、本プロジェクトの要件に合致する事業について、その段階に応じて伴走しながら以下の支援策等を行っていくものです。

  1.  情報提供
    関連する国・県の支援制度の紹介。参考事例の情報提供。実現の手順、事業実施に有効な分析基礎データの提供。
  2.  マッチング
    本プロジェクトの趣旨に賛同する民間企業等と連携し、企業情報の提供や計画策定、実行にあたっての相談の機会を提供。市町村の計画を公表し、参加を希望する企業等を引き合わせ。
  3.  人的支援
    人材育成支援有識者等専門的知見を持つ人材の派遣。説明会の開催、自治体同士の情報共有、勉強会の開催。
  4.  財政支援
    国等の補助制度の活用支援。県独自の補助制度による支援。

飯能市の取組

市町村が「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」に取り組む意思表示として、「エントリーシート」を作成して、県に提出します。

飯能市では、令和6年1月30日に「エントリーシート」が埼玉県ホームページ上で公開されました。

飯能市版スーパー・シティプロジェクト

本市の「飯能市版スーパー・シティプロジェクト」は、本市の最大の特徴である都心に近く、身近で豊かな自然という良好な環境を生かし、多くの人が自然とのふれあいを求めて訪れる集客の仕組みや基盤づくりを進めると同時に、コンパクトに都市機能が整い人々が集うまちを目指すため、まずは市街地エリア及び精明地区エリアにおいて、魅力的な地域の交流拠点の整備と新たな賑わいの創出による歩きたくなるまちづくり、デジタル技術や再生可能エネルギーを活用した安心・安全なまちづくりを官民連携で推進することを掲げており、埼玉県と連携を図りながら、本プロジェクトの実現に向けて取り組んでまいります。
また、今後、本市の地域課題の状況等を踏まえた市域全体を対象エリアとするプロジェクト作成にも取り組んでいく考えです。

この記事に関するお問い合わせ先

企画総務部 企画課
電話番号:042-973-3323 ファクス番号:042-974-0044
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