窓口開庁時間短縮について
○検討の背景
新型コロナウイルス感染症拡大以降は、コンビニ交付サービスやオンライン申請などの自治体DX導入により、直接窓口へ来庁することなく完結する手続きも増えたため、他の自治体においても窓口開庁時間の短縮を導入する動きが出てきています。また、近年は少子高齢化や人口減少に伴う行政サービス需要の変化に対応するため、職員の働き方改革や業務効率化が急務となっており、特に、窓口業務は市民との直接の対応が多く、長時間勤務や過重労働につながりがちなため、適正な労務管理とともに、サービス品質を落とさず効率的に進める行政運営が求められています。
○目的
(1)対面手続きによらないサービスの普及促進
コンビニ交付サービスやオンライン申請、マルチコピー機等へ利用者を誘導し、対面的手続必須のサービスとの分化を進め、窓口全体の待ち時間を削減します。
(2)業務効率化・サービス品質向上のための検討時間の確保
業務時間中に、部署内の全職員で打合せや申し送り、懸念・課題事項の伝達などの時間をなかなか生み出すことができない状況を受け、窓口対応に追われない時間の中で職員間の情報共有の機会を創出し、業務効率化・サービス品質向上につなげていきます。
(3)適切な労務管理の実現
各部署の窓口における手続きによっては、受付から終了まで1時間を要する「場合があり、閉庁間際の来客対応のために時間外勤務ありきの勤務が常態的に発生しています。時間外勤務は、本来、臨時的・突発的なものであって、恒常的かつ必然的な時間外勤務が発生している状況は不適切であることから、この点を改善し、より良い職員の労働環境を整備する必要があります。
○内容
(1)開始時期
令和8年4月1日
(2)窓口開庁時間の短縮
8時30分~17時15分 ⇒ 9時00分~16時30分
(3)対象窓口
市役所本庁舎、本庁舎別館、保健センター、子育て総合センター、土地区画整理事務所、小岩井浄水場、浄化センター、飯能駅サービスコーナー(9時~17時)
(4)電話対応
開庁時間以外の時間帯は、音声ガイダンスでの対応を予定しております。(令和8年度途中の切り替え予定)
※ごみ受け入れ時間は従前どおりとします。




更新日:2025年12月23日