学びの改革を目指す飯能市のGIGAスクール構想
飯能市では国のGIGAスクール構想を県内最速でスタートします。令和2年9月1日より、市内全ての公立小・中学校で全児童生徒への1人1台のLTE対応のタブレット端末を導入し、本市が目指す「学びの改革」への挑戦を始めます。
飯能市が目指す教育 ― 学びの共同体が創る「21世紀型の学校」―
「21世紀型の学校」で推進する「学びの改革」
教師による教え込みや暗記中心の学習から脱却し、創造的、探究的で協同的な学びによって、知識の活用能力と情報処理能力、問題解決能力やコミュニケーション能力を養う教育創造的、探究的で協同的な学びによって、知識の活用能力と情報処理能力、問題解決能力やコミュニケーション能力を養う教育へ変換する改革です。
「学びの改革」で目指す授業像
問題解決的な学習
自らの生活や生きた社会から問題を見つけ、解決していく学習
協同的な学習
子ども同士の協同的な学習による、誰1人漏れのない質の高い学び(高いレベルの学習)の実現
豊かな自然環境や特色ある地域の資源、人材を生かす体験的な学習
教室に留まらない、飯能市の豊かな自然環境の中での体験的な学習、地域の産業や歴史、教育的な人材から学ぶ学習
コミュニケーションツールとしての最先端ICTの活用
問題解決的、協同的、体験的な学習をサポートするコミュニケーションツールとしてのタブレット端末等、ICT機器を活用した学習
飯能市が連携・協働する教育資源

地域の大学・産業・地域住民等の教育資源
駿河台大学、県立高校、林業家、メッツァ等の企業と連携
豊かな自然、森林資源
「持続可能な発展都市」飯能の未来を担う児童生徒を育成するため、飯能市の豊かな自然、森林資源を生かした体験活動を実施
フィンランドとの交流
協同的な学び、ICTを活用した学びを世界に先駆けて導入し、PISA調査の「読解力」で輝かしい成果をあげているフィンランドとの交流により、教育の質を高めています。
飯能市の「学びの改革」にとって重要なICT環境整備
「問題解決的な学習」に不可欠な「探究」と「協同」を強力に推進できる
個々の考えやグループの「思考」「探究」を学級全体で共有できる。
「多面的な読解力(マルチリテラシー)」を効果的に育成できる。
場所を選ばず情報を入手、活用できる。(PISAで重視)
海外を含め、多様な人々と交流することができる。
山間部が多い飯能市は、潜在的に遠隔教育の重要性がある。
飯能市のタブレット端末導入方針(GIGAスクール構想)
タブレット端末導入の基本方針
具体的な導入計画

高速大容量回線の接続が可能な校内LANをすべての小中学校に整備
(注意)今回導入するGIGAスクール構想が示すWi-Fi(ワイファイ)環境は、現在飯能市で運用しているカテゴリー5Eを超える、カテゴリー6Aを標準装備
LTE型タブレット端末「1人1台環境」の整備
令和2年度の小中学生用5,142台(奥武蔵創造学園除く)と教職員用390台、及び予備18台、計5,550台を整備
LTE型タブレット端末を導入する理由

小学1年生から「1人1台」での導入小学1年生から「1人1台」での導入
- 「学びの改革」が目指す教育を、小学校入学時から全ての教室で、1人の漏れもなく実現する
- ICT環境への順応は低年齢ほど早く、効果の早期顕現が期待できる
- 奥武蔵小の導入で効果的に活用している
LTE対応を選択
LTE対応タブレットは、社会科見学や家庭等で活用でき、授業における活用はもちろん、社会科見学など校外での使用や、家庭での活用を通して学習の幅を広げることが可能
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 教育部 学校教育課
電話番号:042-973-3018 ファクス番号:042-971-2393
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更新日:2023年01月31日