明徳四年鰐口 (市指定)

更新日:2023年03月06日

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鰐口(わにぐち)は、社殿や仏堂の軒下につるすもので、扁円(へんえん)、中空で、下方に横長の口がついています。参詣者は綱を振り動かして打ち鳴らします。

この「明徳四年鰐口(めいとくよねんわにぐち)」は、直径26センチメートル、厚さ9.5センチメートルを測る青銅製の鋳造品です。周囲と中間そして中央に紐をめぐらして数圏に分けています。外圏には「加治奥谷□明(かじおくがや□めい) 明徳四年癸酉十一月十五日」という陰刻の銘があります。中央の撞座(つきざ)は円形に13の連弁をあしらっています。また横の割れ口上方の両端に目があり、さらに半円に近い形の釣手が2ヶ所ついています。

明徳四年鰐口

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