落合西光寺双盤念仏 (そうばんねんぶつ)(県指定)
大字落合(おちあい)にある曹洞宗西光寺(さいこうじ)の双盤念仏(そうばんねんぶつ)は、大光寺双盤念仏と同様に、鉦(かね)と太鼓を打ち鳴らしながら、特殊な節をつけて唱える引声念仏(いんぜいねんぶつ)です。西光寺境外にある薬師堂の本尊「薬師瑠璃光如来」を祀る縁日に演奏されるもので、貴重な仏教系民俗芸能といえます。
西光寺七世住職の禅明が江戸時代の文化・文政頃(1804年~1829年)に、江戸の浅草寺に伝わる双盤念仏をもたらしたのが始まりとされています。 流派は浅草流で、楽器構成は鉦4、太鼓1から成っています。
主な演奏日は、4月12日と10月12日の薬師様の縁日ですので、ぜひお出かけください。

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更新日:2024年07月05日