檜淵諏訪(ひのきぶちすわ)神社の獅子舞 (市指定)

更新日:2023年03月14日

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大字上名栗(かみなぐり)の檜淵(ひのきぶち)にある諏訪神社に伝わる三匹獅子舞です。祭礼は、元は8月25日でしたが、現在は盆期間にあわせて8月17日以降最初の日曜日に行われています。

露払いの猿田彦命(さるたひこのみこと)が獅子舞行列を先導して、名栗川の淵に面した古い参道から神社へ入り、社殿の前庭に注連縄(しめなわ)を張り巡らし、そこで獅子舞を行います。かつては人見(ひとみ)の獅子宿で「神楽」を舞ってから神社へ出発していたそうです。

演目は「神楽(かぐら)」「花懸かり」「女獅子(めじし)隠し」「願(がん)ザサラ」「屏風(びょうぶ)返し」「毬懸(まりが)かり」の六芝で、「屏風返し」「女獅子隠し」には、星宮神社と同様、道化が舞いに加わります。「毬懸かり」は、紐にぶら下げられた三個の毬に獅子が飛びつく動作の舞いで祭の最後に舞います。  

獅子頭の収納箱に嘉永元年(1848)の墨書が残っています。その頃に上名栗の星宮神社から伝授されたと言われており、星宮神社の獅子舞と演目・曲などが共通しています。

檜渕諏訪神社の獅子舞

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