願成寺板石塔婆 (市指定)
大字川寺(かわでら)の真言宗願成寺(がんじょうじ)の墓地にある板石塔婆(いたいしとうば)です。写真に写っている7基の板石塔婆の紀年銘、種子、法量は以下のとおりです。
これらは13世紀に出現し、14世紀中頃に最盛期を迎えています。市内を代表する初期板石塔婆群です。
- 康安2年(1362)銘、高さ114センチメートル、釈迦一尊種子(しゃかいっそんしゅじ)、契定禅尼の造立(写真前列左端)
- 正安4年(1302)銘、高さ74センチメートル、釈迦一尊種子(写真前列中央)
- 正嘉2年(1258)銘、高さ173センチメートル、阿弥陀一尊種子(あみだいっそんしゅじ)(写真後列左端)
- 貞治5年(1366)銘、高さ115センチメートル、阿弥陀一尊種子、沙弥希西の造立(写真後列左2番目)
- 年号不詳、地上高161センチメートル、荘厳体(そうごんたい)の阿弥陀一尊種子(写真後列中央)
- 永徳2年(1382)銘、高さ166センチメートル、阿弥陀一尊種子 四部結衆(しぶけつじゅう)37人による造立(写真後列右2番目)
- 建長5年(1253)銘、高さ135センチメートル、阿弥陀一尊種子(写真後列右端)

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更新日:2023年03月16日