滝の入タブの木 (県指定)

更新日:2023年03月16日

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南高麗(みなみこま)地区から原市場(はらいちば)地区へ向う山王峠の手前、通称「時計台」から左へ入り、直竹川に沿った約700メートル上流右手に富士浅間神社があります。その裏山にあるタブの木は、樹高約20メートル、目通り5.5メートル、樹齢推定700年。特に下の枝は太く、東へ約17メートルも伸びています。 

タブの木は、クスノキ科の常緑高木で別名を「イヌグス」とも呼ばれ、温暖地によく自生します。日本、台湾、朝鮮、中国に分布しています。わが国では四国、九州、本州南部に多く見られますが、この滝の入(たきのいり)のタブの木は育成状況も良く、関東地方で最も内陸部に生息するタブの木の一つと言えるもので貴重です。

葉は有柄で互生し、枝の先に集中しており、光沢のある長楕円形です。5~6月ごろに新葉とともに円錘花序(えんすいかじょ)を出し、黄緑色の花を多数つけます。

滝の入タブノキ

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