子の権現の二本スギ (県指定)

更新日:2023年03月16日

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市街地の西北約15キロメートル、標高およそ600メートルの山頂にある天台宗別格本山天龍寺は「子の権現(ねのごんげん)」の名で親しまれている古刹です。その山門外に、南北に2本の大きなスギの木が立っています。

南木は目通り7.85メートル、根回り11.5メートル、北木は目通り5.4メートル、根回り7.7メートルです。二本スギは南北ともに台風および落雷のため本幹途中で折損しています。枝張りは2本併せて15メートル四方、推定樹齢800年といわれています。

この二本スギは昭和34年9月の伊勢湾台風による被害を受けており、特に北側の杉は地上10メートルあたりで折損しています。その後、昭和49年8月には南側大杉に落雷し、本幹の空洞内で発火したため、幹に穴をあけて消火しました。平成26年にも落雷による被害を受けています。

2本とも樹幹は空洞で、木質部の一部と樹皮とによって枝葉の栄養は支えられています。

子の権現の二本スギ

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