令和6年度病害虫発生予察注意報第4号「ムギ類赤かび病」(令和6年5月20日)
令和6年度病害虫発生予察注意報第4号「ムギ類赤かび病」
本年の熊谷のアメダスデータから推定される赤かび病子のう胞子飛散好適日は、4月1日から4月30日までの積算日数が16日(平年同期8.1日)と過去10年で最も多く、11月下旬以降に播種した小麦が最も感染しやすい開花期と子のう胞子飛散好適日が完全に一致しています。
当所が実施している5月中旬の病害虫発生状況調査では、各調査地点で各麦種とも本病の発生が見られ、5月中旬の発生量は過去10年で最も多くなっています。
5月6日以降も降雨日が多く病原菌が繁殖しやすい状況で、4月30日、5月7日及び5月16日には赤かび病多発生好適日も出現しており、本病の急速な蔓延が懸念されます。
小麦で発生が見られるほ場では、追加の防除を実施しましょう。
詳細は埼玉県ホームページ(外部サイト)をご確認ください。
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更新日:2024年05月20日