選挙公営制度

更新日:2024年06月10日

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選挙公営制度は、立候補者の資産の多少にかかわらず選挙運動の機会均等を図るため、選挙運動費用の一部を公費で負担する制度です。

選挙運動用自動車、選挙運動用ポスター及び選挙運動用ビラの公費負担

飯能市長選挙および飯能市議会議員選挙においては、選挙運動用自動車や、選挙運動用ポスター作成および選挙運動用ビラの作成に関する費用について、所定の限度額まで飯能市が立候補者に代わって公費で負担します。

手続は、あらかじめ立候補者が契約した業者等について、飯能市選挙管理委員会に届出をしたうえで、当該契約業者等が必要書類を添えて飯能市へ請求することになります。

ただし、これらの公費負担は供託物没収点以上の投票が得られない場合は、受けることができません。

(参考)供託物没収点
市長選挙 有効投票数×1/10
市議会議員選挙 有効投票数÷議員定数×1/10

選挙運動用自動車の公営

それぞれ1日あたりの上限単価と選挙運動期間(告示日から選挙期日の前日まで)の日数により算出される限度額の範囲内で公費負担をします。

(注意)選挙が無投票となった場合は、届出日(告示日)1日のみが対象です。

ハイヤー方式

 ハイヤー方式とは、一般乗用旅客自動車運送事業者との契約で、自動車、燃料および運転手込みで自動車を貸し切って契約する方式です。

ハイヤー方式の限度額

 

上限単価(1日あたり)(A)

日数(B) 限度額(A×B)
ハイヤー方式 64,500円 7日 451,500円

個別契約方式

 個別契約方式とは、自動車の借入れ、燃料の供給、運転手の雇用をそれぞれ個別に契約する方式です。

個別契約方式の限度額
  上限単価(1日あたり)(A) 日数(B) 限度額(A×B)
自動車の借入 16,100円 7日 112,700円
燃料の供給 7,700円(注意1) 7日 53,900円
運転手の雇用 12,500円 7日 87,500円

(注意1)燃料の供給については、単価(7,700円)に 日数を乗じた総額のみ上限があります。

選挙運動用ポスター作成の公営

 飯能市のポスター掲示場の設置数、ポスターの企画費および1枚あたりの印刷費により算出されるポスター作成上限単価をポスター作成上限枚数の範囲内で公費負担をします。

ポスター作成費用の限度額
上限枚数(A) 上限単価(B) 限度額
ポスター掲示場の数×1.2 (541円31銭×ポスター掲示場の数+316,250円)÷ポスター掲示場の数 A×B

(注意)上限単価の算出にあたって生じる1円未満の端数は1円に繰上げます。 

選挙運動用ビラ作成の公営

飯能市選挙管理委員会が交付した証紙を貼った2種類以内の選挙運動用ビラの作成に係る費用のうち、1枚あたりの上限単価と配布できる枚数(上限枚数)により算出される限度額の範囲内で公費負担をします。

選挙運動用ビラ作成費用の限度額
選挙の種類 上限枚数(A) 上限単価(B) 限度額(A×B)
市長選挙 16,000枚 7円73銭 123,680円
市議会議員選挙 4,000枚 7円73銭 30,920円

その他の公費負担

選挙運動用通常葉書の交付(郵便料金)

 郵便局で「選挙用」の表示を受けた選挙運動用通常葉書は、選挙の種類により次の枚数の範囲内で公費負担をします。(無料で差し出すことができます。)

選挙運動用通常葉書の交付枚数
選挙の種類 上限枚数
市長選挙 8,000枚
市議会議員選挙 2,000枚

個人演説会の公営施設利用

市民会館等の公営施設で個人演説会を実施する場合、施設ごとに1回に限り費用を飯能市が負担します。

選挙公報の発行

告示日に候補者が提出した原稿をもとに、飯能市選挙管理委員会が選挙公報として発行します。

なお、選挙公報は投票日前日までに新聞折込みし、飯能市役所および各地区行政センター等へ備え置きます。

ポスター掲示場の設置

飯能市選挙管理委員会が設置したポスター掲示場に、候補者が選挙運動用ポスターを掲示することができます。

この記事に関するお問い合わせ先

選挙管理委員会
電話番号:042-973-2111(代表) ファクス番号:042-974-0044
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