「2020はんのう・ひだかノーマイカーデー」を実施しました。

更新日:2023年02月01日

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ほんとに、マイカーじゃなきゃだめですか?

ノーマイカーデーのポスター画像

マイカー社会である飯能市と日高市において、路線バスなどの公共交通は人口減少や乗務員不足により、維持が難しい状況です。そこでマイカーに依存するライフスタイルを見直し、積極的に路線バスなどを利用してもらうこと目的に「2020はんのう・ひだかノーマイカーデー」を実施します。

ノーマイカーデーとは?

電光掲示板に「12月はノーマイカーデー」と表示されたバスの写真

マイカーではなく、鉄道、路線バスなどの公共交通、または自転車、徒歩などの環境にやさしい交通手段でおでかけをするという取り組みです。マイカーに頼りすぎる生活を見直し、この先飯能市と日高市から「おでかけの足」が消えてしまわないよう公共交通の利用促進と温室効果ガスの排出削減を目的として実施します。期間中のおでかけは、ぜひ公共交通を使ってみてください!

キャッチフレーズ

「わたしたちの行動は、わたしたちのまちの未来を変える!」

期間

令和2(2020)年12月1日(火曜日)~12月31日(木曜日)

対象者

  • 飯能市に在住、在勤、在学の方
  • 日高市に在住、在勤、在学の方

知っていますか、公共交通の現状

路線バス、鉄道などの公共交通の果たす役割は、地域の皆さんの移動手段の確保、市内外の人の交流による賑わいの創出など多岐にわたり、今後ますます重要になってきます。しかし、市の公共交通を取り巻く状況は、少子高齢化などにより縮小しており、公共交通の運行本数の減少などサービスの低下につながるなど、一層厳しいものとなっています。

コロナが交通事業者を直撃

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、全国の公共交通事業者は大打撃を受けています。緊急事態宣言の発令により、休業や外出自粛が促された結果、日常の通勤、通学の公共交通機関の利用者は大幅に減少しました。一方で、交通事業者は政府からの要請に基づき、3密を避けるために利用者が減った中でも交通ネットワークを維持して運行を続けてきました。また、飯能市、日高市ではメッツァへのお客さんや観光客の激減など、観光利用の面でも大きな影響があり、今年の4月から5月では前年比の約2割まで利用が落ち込んだとのことです。

心がけてもらうこと

参加者は期間中、マイカーの使用を可能な限り控え、鉄道、路線バス、自転車、徒歩などで通勤、通学、買い物などをします。
期間中はぜひ公共交通のことを考えて過ごしてみましょう。

感染症予防のために

バス車内感染予防の取組の画像

路線バス事業者では、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、以下の取組をしております。

  1. 車内換気の実施
  2. 運転士マスク着用
  3. 車内消毒の徹底
  4. 運転席での感染予防
    • 運転席をビニールシート等でカバーしています。
    • 運転席の後部座席を使用禁止にしています。
乗客の皆さまひぇのお願いの画像

路線バスの利用者の皆さんは、以下のことに協力しましょう。

  1. 車内換気にご協力を
    車内では換気のため窓開けを行っています。ご理解、ご協力をお願いします。
  2. マスクを着用ください
    飛沫感染の防止につながります。
  3. 大声でのおしゃべりはご遠慮ください
    飛沫感染の防止につながります。
  4. ICカード決済にご協力を
    現金でのお支払いでなく、ICカードによる支払いで接触機会を減らしましょう。

鉄道利用の際は、これらに加え、

  1. 空いている時間帯、車両をご利用ください

参加事業者一覧(飯能市内のみ)

参加事業者一覧
  事業所名 所在地
1 駿河台大学 飯能市阿須698
2 飯能商工会議所 飯能市本町1-7
3 サイタ工業株式会社 飯能市双柳1275
4 JAいるま野(西部地域管理課) 飯能市栄町10-10
5 JAいるま野 飯能支店 飯能市栄町10-10
6 JAいるま野 吾野支店 飯能市坂石36-1
7 JAいるま野 名栗原市場支店 飯能市下赤工545-11
8 JAいるま野 加治支店 飯能市笠縫60-1
9 埼玉県飯能県土整備事務所 飯能市双柳75
10 明電ファシリティサービス株式会社 飯能主幹事業所 飯能市征矢町31-17 飯能市浄化センター内
11 株式会社明電舎 永田台送水ポンプ場内 現場事務所 飯能市永田618(現場事務所)
12 株式会社コステック 飯能市茜台2-2-1
13 飯能市役所 飯能市双柳1-1

申込方法

個人、ご家族で登録の方

  1. 「氏名」「住所」「電話番号」「一緒に参加する家族の人数」を事務局にメールしてください。
    または、
  2. 申込用紙に記入し、事務局に提出してください。(メール、ファクス、郵送可)

事業所単位で登録の方

登録書に記入し、メール等で事務局に提出してください。

ご登録いただいた方に「参加証」をお届けします。
(注意)期間終了後、参加証のQRコードからアンケートの回答をお願いします。

申込み先

飯能市の方

  • 〒357-8501 埼玉県飯能市双柳1-1
  • 市民生活部生活安全課交通政策室
  • (飯能市役所 本庁舎別館1階)
  • 電話番号 042-973-2111(内線612)
  • ファクス 042-972-8455

日高市の方

  • 〒350-1292 埼玉県日高市南平沢1020
  • 日高市総務部危機管理課
  • (日高市役所 3階)
  • 電話番号 042-989-2111(内線3346)
  • ファクス 042-985-3371

2019はんのう市ノーマイカーデーの結果概要

昨年度、飯能市において「2019はんのう市ノーマイカーデー」を実施しました。参加者に対して実施したアンケート調査の結果概要は以下のとおりです。

参加者アンケートの結果の円グラフの画像

「2019はんのう市ノーマイカーデー」は768名の方にご参加いただき、昨年度より189名参加者が増加しました。
そのうち、226名の方に実施後のアンケート調査にご協力いただきました。

普段利用する移動手段の棒グラフの画像

2018年と比較して、2019年は普段利用する移動手段として電車や路線バスが少しだけ増加しており、自転車と徒歩も増加しています。ノーマイカーデーへの参加を経て、参加者の皆さんの移動手段が多様化してきている様子がうかがえます。

「ノーマイカー実施日数」と「期間中に自動車から転換して利用した移動手段」の棒グラフの画像

2018年と比較して実施日数を延長(19日間を31日間に変更)しており、長期間ノーマイカーデーを実施する方も増加しています。
期間内は自動車から路線バスや電車、徒歩での移動に転換する人が多く、2019年は特に自転車や徒歩での移動に転換する方が多くみられました。

自動車から路線バスへの転換による収益の表の画像

ノーマイカーデー期間中に自動車から路線バスへの転換による収益を試算したところ、2019年は約43万円の収益が算定されました。2018年と比較して大幅に増加していることがわかります。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 交通政策課
電話番号:042-978-8162 ファクス番号:042-972-8455
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