ヘルプマーク・ヘルプカードについて
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。埼玉県でも平成30年7月からこのマークを導入し、普及に取り組んでいます。飯能市では、ヘルプマークをカード化した「ヘルプカード」も配付しています。ヘルプマーク・ヘルプカードが広く浸透し、誰もが援助や配慮を得やすい社会となることを目指しています。皆様のご理解、ご協力をお願いします。
(注釈)発達障害をはじめ、様々な事情によってマスクの着用が困難な方、アルコール等での手指消毒ができない方も利用されています。
令和6年11月より石灰石から生まれた環境に優しい新素材「LIMEX」へ順次切り替えを行っております。耐久性と耐水性に優れ、破れにくく水に濡れるところでも使用できます。

配付場所
使用方法
ヘルプマーク
鞄等に着けて使用します。
常時着けていただくことも、必要に応じて着けていただくこともできます。
(注意)ヘルプマークが電車のドア等に挟まれないようにご注意ください。

必要に応じて、マークの片面に付属のシールを貼ることができます。
シールには、ヘルプマークの利用者が、周囲に伝えたい情報や必要とする支援内容を記入することができます。
(例) 名前、電話番号、血液型、薬について、緊急連絡先の名前と電話番号、かかりつけ医、〇〇してください、〇〇が苦手です 等
ヘルプカード

日頃から携帯することで、緊急時や災害時、日常生活で困ったときなどに支援や配慮を求めやすくするカードです。障害者手帳や保険証などと一緒に持ち歩いてください。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら…
公共交通機関では、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
困っている様子であれば、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
マークに記載された内容に従って配慮や支援をお願いします。
マークの片面には付属のシールを貼ることができ、「ゆっくり話してほしい」、「大きな音が苦手です」など、マークを見た方に希望する配慮や援助の内容が記載されている方もいます。
災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由等により自力での迅速な避難が困難な方がいます。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉部 障害福祉課
電話番号:042-986-5072 ファクス番号:042-986-5074
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更新日:2024年11月25日