生ごみ処理器はんのうキエーロ購入費補助制度について

更新日:2024年04月01日

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生ごみ処理器はんのうキエーロを購入した方へ補助金を交付します!

生ごみの自家処理を促進し、ごみの減量化及びリサイクル意識の向上を図ることを目的として、生ごみ処理器はんのうキエーロの購入に補助金を交付する制度です。(平成29年4月1日施行)
詳しくは、以下の添付ファイルをご覧ください。

・令和6年4月1日の購入申込分から、はんのうキエーロの本体価格を改定しています

はんのうキエーロ価格表
はんのうキエーロの種類 旧価格 改定価格 補助金の額 自己負担額
完成品・直置・大 12,000円 12,300円 8,200円 4,100円
完成品・直置・小 7,500円 7,800円 5,200円 2,600円

完成品・脚付・大

18,000円 18,300円 12,200円 6,100円
完成品・脚付・小 10,500円 10,800円 7,200円 3,600円

・なお、令和2年度より組立キットの製作販売はしておりませんのでご了承ください。

「キエーロ」とは?

「キエーロ」は神奈川県葉山町発祥の生ごみ処理箱で、家庭から出る生ごみを「キエーロ」の中の土に混ぜ入れると、土の中の微生物の力により分解され消滅していきます。料理の残り物や腐ったものも投入でき、虫やにおいもほとんど出ません。生ごみの分解、消滅に要する日数は、季節や設置場所の日照時間などにより異なりますが、自然の力で分解されていきます。
 土の量は増えることはありませんが、生ごみ処理後の土を堆肥として利用できます。なお、利用した場合は、土を追加する必要があります。

↓ ↓ ↓ クリーンセンターに展示しているキエーロです。

クリーンセンターに展示されているキエーロの写真

はんのうキエーロには、2タイプあります。

地元西川材(間伐材)を利用してはんのうキエーロを作製しています。

タイプの紹介

  1. 右側のはんのうキエーロ2基
    土の上に直置きするタイプ(底なし) (大サイズ・小サイズ)
  2. 左側のはんのうキエーロ2基
    ベランダ等にも置ける脚付きタイプ(底有り) (大サイズ・小サイズ)
実演中のキエーロ直置きタイプの写真

← こちらは、クリーンセンターで実演中のキエーロ直置きタイプです。(左 大サイズ、右 小サイズ)

センターの南側のとても日当たりの良い場所に設置しています。

実演中のキエーロ脚付きタイプの写真

← 飯能中央地区行政センターでは脚付きタイプのキエーロを実演中です。
館内の日当たりの良い場所に設置しています。

クリーンセンター、飯能中央地区行政センターへお越しの皆さま、ぜひ実演中のキエーロをご覧ください!!

はんのうキエーロの使い方

使い始める前の準備

  • 設置する場所…なるべく日当たりと風通しの良い場所
  • 用意するもの…黒土(直置きタイプ(大)は約80リットル、脚付きタイプ(大)は約100リットル)
    (注意)小サイズは、半量程度です。
    シャベル(両手で使えて柄が長い中型シャベルが便利です)
    フタ付きのステンレス容器(生ごみを入れるもの、溜めるもの)

 (注意)生ごみを溜める…特に冬場はフタ付きの容器に3~4日溜めてから埋めると、一次発酵の役目を果たし、分解が進みます。ステンレス製の容器がお勧めですがフタができるものであれば大丈夫です。暑い時期や、腐りやすいもの、 臭いの強いものなどは、溜めずにそのまま埋めても大丈夫です。

使用手順

深さ20センチメートルくらいの穴の写真

1.深さ20センチメートルくらいの穴を掘ります。
 穴を掘った乾いた土は、脇によけて盛っておきます。

掘った穴に生ごみが入っている様子の写真

2.掘った穴に、生ごみを投入します。
 廃食油や米ぬかなども、このタイミングで入れます。
 穴の中の水分量を見ながら、土と良く混ざるように必要に応じて水分を補給します。
(スープの残りや煮汁の残りでも良い)
 水分の目安は、泥団子が握れる程度の固さです。

シャベルで生ごみと土を混ぜている様子の写真

3.生ごみと土の見分けがつかなくなる程度にシャベルでザクザクします。
「生ごみをザクザクと刻むようにして、しっかり土と混ぜましょう。」
分解が進むための大事な作業です。
投入前に細かくしておくと、より効果があります。

平らな状態の乾いた土の写真

4.乾いた土をたっぷりとかけて、土のフタをします。
最後によけた土で穴にフタをします。
フタをした表面の土に湿気があると、臭いが上がってきたり、虫が発生する原因になります。
「深めに埋めて、乾いた土をたっぷりかける」のがコツです。

市民モニターの皆様からの声

  • 夏場は、2~3日できれいな土に変化してしまうのでとても驚いた。
  • 「生ごみが腐って臭う」という心配事がなくなった。
  • 三角コーナーがいらなくなったので、流しがスッキリ広くなり、きれいでとても気持ちが良い。
  • 可燃ごみに出すごみが減り、ごみの袋が軽くなった。
  • 今までキッチンペーパーや布で吸い取って捨てていたフライパンの残り油を、キエーロに入れることができるのが良い。
    また、キッチンペーパーの使用量が減少した。
  • ラーメンの残りはスープごと生ごみと一緒に投入できる。
  • 気温が下がってからは、処理に日数がかかるので汁物を中心に量も少なめに投入。キエーロが苦手なものは可燃ごみの収集を利用。
市民モニター世帯の直置きタイプキエーロの写真

市民モニター世帯でご利用いただいている様子です(上:直置きタイプ、下:脚付きタイプ)

市民モニター世帯の脚付きタイプキエーロの写真

ご購入された皆さまから感想をいただきました

  • 生ごみが消えてなくなることに驚いた。
  • 使ってみて臭いもなく、減量の効果があるので良かった。
  • 土と生ごみをよく混ぜていなかったため、分解が進まなかった。よく混ぜることが大事だとわかった。
  • 寒くなる時期に使い始めたので分解が進まなかったが、意見交換会でモニターの方のお話を聞いて、暑い時期に投入するのが楽しみになった。
  • 市の収集に出すごみが減ったことを実感している。
  • 冬場は分解を促進させるために、ポットに溜めて、一時発酵させてから投入している。
  • キエーロの土を堆肥として利用している。

はんのうキエーロ好き嫌いメニュー

好きなもの

大好き

 傷んだ野菜・くだもの 火や湯を通した野菜・くだもの 魚の内臓・煮汁 生肉・脂身 ラーメン・みそ汁・カレーなど調理品の残り物
 傷んだ弁当や残飯・デザートなど 期限切れのジャム・バター・塩辛・菓子 お茶がら・コーヒーかす 食用油(廃食油) ドレッシング 焼き肉のたれ 飲み残しのお酒・ジュース 残った揚げ物 もみがら 米ぬか

好き

 野菜くず 野菜の皮 くだもの(果肉) くだものの皮 火を通した魚や肉 パン ご飯 麺類

(注意)「大好き」は特に分解が早いです。「好き」は細かく刻んで混ぜればOKです。

苦手なもの

苦手

 レモンやグレープフルーツなどかんきつ類の皮 とうもろこしの芯 玉ねぎの皮 枝豆のサヤ スイカや冬瓜の皮 キャベツなど野菜の芯 ごぼう・人参などの根菜類 ブロッコリーの太い茎 昆布 魚の大きな頭や骨 たまごの殻 カニやエビの殻

嫌い

貝殻 鶏肉などの骨 タケノコやトウモロコシの皮 栗の皮 かぼちゃ・梅干し・アボカド・ゴーヤ・モモなどの大きな種

(注意)人間の胃袋で消化できない物はキエーロも苦手、嫌いです。無理して投入せず、可燃ごみの収集も利用してください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境経済部 クリーンセンター
電話番号:042-973-1010 ファクス番号:042-973-1002
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