原市場地区まちづくり推進委員会

発足 平成10年8月
会員数 114人(令和3年度現在)
地区の概要

本地区は、豊かな森林や清らかな河川に恵まれた自然環境を有する飯能市の中央部に位置する地区である。
本地区では、少子高齢化が進み、高齢者世帯などが点在するといった課題や、近年では、有害鳥獣による農作物や生活への被害が課題であるが、自分たちの地域は自分たちで何かしていこうとする気概を持つ風土で、住民活動の活発な地域である。
地域の森林、木材、観光資源、地場産野菜などを生かし、「原市場の森」の整備や「木工教室」「ホタル観賞会」「ジャガイモ販売会」などを行い、地域の活性化に努めている。
これまでの取り組みと地区の将来像
活動実績
原市場地区まちづくり推進委員会は、平成10年8月に発足し、アクションプランに基づき、下記の事業を実施してきた。
- 「四季を感じる歩こう会事業」は、健康づくりを目的に年3回程度のウオーキング事業の実施や、生活の場である地域を見つめ直し、遊歩道の整備などを行っている。
- 「花のあるまちづくり事業」では、自治会と連携し、通学路や歩道沿いに花木(サツキ)や草花を植え、花を生かした景観作りを展開している。
- 「蛍の里づくり事業」は、蛍の観賞会や餌となるカワニナの飼育・放流を行っている。また、清流保全への関心づくりや理解の向上に努めている。
- 「木の文化を伝える事業」では、木のあたたかみや優しさ等、様々な木の特性を生かし、子ども達に伝える「親子木工教室」などを実施している。
- 「子ども達と原市場を元気にする事業」では、子ども達といっしょに、原市場を元気にするには何が必要か考え実行する事業で、原市場の森を舞台に自然観察会や植樹などを、地域の諸団体と連携して行っている。
- 「原市場いきいき広場管理事業」は、「子ども達が安心して遊べる広場を」という要望を受け、福祉センターに隣接した土地を整備している。幼児・児童の憩いの場となっている。
- 「いきいき原市場まつり事業」は、主会場となる原市場中学校が授業として参加するなど、子どもから高齢者まで世代を超えて地域の交流を深め、活性化を図るため、毎年11月に開催している。
1500人程の住民参加があり、地区体育祭と並ぶ二大イベントとして定着した。
現状と課題
恵まれた自然環境の中で少子高齢化が進む本地区は、自然・歴史・文化など地域資源を有効に活用し、世代間・地域間を超えてコミュニティ活動の展開を図る。
様々な事業活動を通して地域の魅力を再確認し、地域への愛着と誇りをもって定住できるよう、地域づくりへの意欲の向上を推進する。
このような地域住民主体の活動によりコミュニティの維持・向上を図り、お互いに住みよい活力ある地域づくりを目指す。
将来像
自然とまちがそこにある豊かなふれあい ―いきいき原市場―
サブテーマ
- 心がかようまちづくり
- 活力あるまちづくりをはかろう
- 緑と清流の保全をはかろう
- 住みよい環境づくりをすすめよう
- 世代を超えた交流をはかろう
- 緑と人との暮らしの調和をはかろう
アクションプラン
アクションプランとは、住み良い地域づくりに向けて、地域の皆さんが主体的に参加してまちづくりに取り組む事業です。
この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 自治振興課
電話番号:042-973-2626 ファクス番号:042-974-6737
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更新日:2023年01月31日