飯能市立飯能第一小学校等の建替え及び複合化について

更新日:2024年04月23日

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飯能第一小学校等の建替え及び複合化について

市では、老朽化が進む飯能第一小学校等の建替え及び複合化を予定しています。
建替え及び複合化にあたっては、飯能中央地区行政センターと飯能第一小学校内に配置されている放課後児童クラブとあわせ、地域の核となるような複合施設の整備を目指し、取組を進めています。

建替え及び複合化にあたり、関係者間で対話を進めるため、令和4年度に「飯能市立飯能第一小学校等建替え及び複合化に関する協議会」を設置し、地区や保護者、利用団体等を代表する皆様の参加で検討を進めています。

建替え及び複合化検討の経緯

飯能第一小学校の現在の校舎は、昭和41年から44年にかけて建設されたもので、いずれの校舎も建設後50年以上が経過しています。平成11年から13年にかけて校舎の耐震補強工事を行っていますが、大規模な改修工事は行っておらず、近年は老朽化が一層進み、修繕等の維持管理費が増大している状況です。特に給排水設備の老朽化は深刻で、修繕することもできず、使用を不可能としている箇所も多く発生してきています。
そのような状況を鑑み、どのように校舎を更新すべきか検討を重ねてきました。施設更新の方法として、改修か、建替えかを検討するにあたり令和2年度に劣化度状況調査を実施し、令和3年度には、今後20年間に係るランニングコストも含めた概算コスト、劣化状況・安全性、課題解決効果、施設や敷地の効率性・有効性、運用面、長期的視点、費用対効果といった項目を検討し、総合的に比較した結果、改修より建替えが妥当という結論に至りました。
この結論を踏まえ、飯能第一小学校を改修ではなく敷地内に建て替えることとしたものです。
一方、建築当初は2,000人近くいた児童数は現在600人程度に減少しており、施設規模の最適化が必要です。最適化を検討するにあたっては、広大な学校敷地の有効活用の可能性もあわせて検討しました。
その中で、老朽化など課題のある他の公共施設についても総量の最適化、施設の再編・再配置、効果的・効率的な管理運営の観点から施設の在り方を検討し、飯能第一小学校の建替えとともに、未耐震である飯能中央地区行政センターと飯能第一小学校校舎及び敷地内に配置されている放課後児童クラブとあわせて複合化することとしたものです。

飯能第一小学校等の建替え及び複合化に関する協議会について

協議会は、小学校区内の自治会長、飯能第一小学校長、飯能西中学校長、学校運営協議会、PTA、地区行政センター利用団体、公民館運営審議会、放課後児童クラブ関係者の皆様、民生委員・児童委員、そして市から副市長、教育長が構成員となっています。
また、協議会の作業部会として、学校・児童クラブ検討会議、地区行政センター検討会議をそれぞれ設けました。

令和4年度協議会資料

令和4年度には、各検討会議を3回、協議会を2回開催し、複合施設の必要条件を整理し、複合施設のコンセプトの大枠を定める「複合施設の建設に係る基本構想」について合意しました。

令和5年度協議会資料

令和5年度には、「複合施設の建設に係る基本計画」について協議をしました。

複合施設の建設に係る基本構想(令和4年度合意)

複合施設の建設に係る基本計画(概要版)(令和5年度合意)

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